朝ドラ・ばけばけ。今年の放送は終わった。


銀二郎が帰ってきて何やらややこしい展開だったが、ワシが注目したのは、銀二郎役の寛一郎の演技だ。


長屋の松野家でトキと再開するシーンは、その表情が久しぶりにあった恋人への想いが溢れているような、そんな顔にワシは見えた。



あ、こいつ意外に良い演技しとるなぁ…


佐藤浩一の息子で、芸能三世だからなぁ…と甘く見ていだが、実は佐藤浩一自体も親父の三國連太郎から演技についての指導は全くなく父親との確執があったことを話していて、テレビの何かのインタビューで観たことがある。


佐藤浩一も芸能二世でありながら、俳優としてはかなり厳しく生きてきたようだ。


多分、息子の寛一郎にも同じくしているのだろう、なかなか真面目に役者をしている感じにとれた。


まあだが、視聴者から見たらかなり好感度の上がる役になったから、まあそれも計算なのか局が気を使ったのかそんな感じはする。


今年最後の朝ドラは、言葉で説明が少なく表情や演技で視聴者が分かるよう演出されているらしいが、高石あかりもいい演技している。


まだ若いし美人でもないが、元気でコミカルな姿に見ている人は引きこまれてしまう気がする。


今度は夫婦の話になりそうだが、来年が楽しみだ。