ちょっと色んなYouTubeの動画観てると、逆操舵って言っててもガッキ〜ン！と見てわかるくらいの逆ハンするんだとは誰も言ってないんだな。
ちょっと軽くイン側のハンドルを押す程度みたいなことをみんな言ってる。
傍目から見たら、
本当に前輪が外側向いてんの？🤔
って分かんないくらいの逆操舵らしい。
だから、意識してなくても僅かにイン側のハンドルを押してバイクを倒すきっかけを作ってる…って皆さん言ってるわけだ。
でも、それくらい微々たる逆操舵なら、ハンドルなんて余計な力を加えず両手を添えるようにしてるだけで、ブレーキングしてブレーキ放した直後の空走状態に、体重をイン側に乗っけてバイクを傾けてる時に起こってると思うぞ。
前進しているバイクは後輪の駆動力を切って空走状態でも慣性が働いて前進し続ける。
前輪も後輪も前に向かって転がり続けてて、なおかつ前輪と後輪はフレームを通じてステアリングステムで繋がっているから、それぞれ個別に左右に振れることができる状態にある。
両手両腕をリラックスさせて余計な力を入れずにハンドル持ち、力を入れて固定していないような自由な状態にさせておけば、バイクが倒れた時に重力やタイヤの左右の摩擦抵抗の差で傾いた方に前輪が切れ込んで進行方向が変わる。
つまり前輪は固定してない限りバイクの挙動に従って自由に左右へ振れるようになってるから、バイクを傾け始めた直後は、後輪は傾いた方に回って行こうとし、まだその時前輪は直進し続けようする力が働いている状態に一瞬なる。
僅かに瞬間的な時間でも、そういう状態にあれば後輪が向かおうとする方向と前輪が進もうとする方向に差異が出て、ステアリングステムを軸にして前輪と後輪が別の方を向いている瞬間が生まれてしまうはずだ。
前輪が進行方向と別の方向へ向くと、バイクの中心軸に沿って真っ直ぐ進もうとしてる力が、切れた前輪の外側に向かって進もうと働くから、ハンドルが切れた反対側へとバイクを倒そうとする力として加わり始める。
ハンドルに力を入れず前輪が自由に左右に振れるように両手を添える程度の力で掴んでいれば、バイクが倒れた時にセルフステアが働くのと同じように、
バイクの倒れ始めの瞬間、前輪と後輪が別の方へと進もうとしてる力が残っている時、バイクは勝手に逆操舵になっている。
僅かでもバイクの中心軸から前輪が左右に振られれば、振られた反対側に力が働いてバイクを倒そうとするので、最初のきっかけで体重をバイクの片側にかけて後輪を倒せば、
まず前輪は逆操舵状態に瞬間的になり、その後その逆操舵の影響で前輪が振れた反対側へと倒す力が体重による荷重に加わって、体重をかけただけの時より早く倒れ込もうとするから、
その速さに従って素早くバイクは倒れ込み、素早くセルフステアでハンドルが切れ込み、素早く進行方向が変わっていく。
無意識だろうが意識的だろうがハンドルを逆に操作して逆操舵してなくても、前輪と後輪がステアリングステムでそれぞれ別々の方へと振ることができるバイクの構造が、バイクを傾け始めた最初の瞬間に逆操舵を作るという挙動特性を生み出している。
バイクが倒れる時、間違いなく逆操舵は起こっているが、それは乗ってる人間がハンドル操作をしてなくても起こる現象だった。
逆操舵が意識してハンドル操作しなくても起きるなら、無理に意識してハンドルを逆方向へこじる必要はないと思う。
ただ、レースなどでバイクの前進するスピードが速くなればなるほど強い慣性力が働いて、体重をかけるにしても瞬間的にかなりの強さが必要になり、そんなの走行中に出来るわけないから、意識的な逆操舵の方が効率良くバイクを傾けていけるとワシも思う。
でも一般公道では、ワインディングを楽しむにしてもサーキットほどの限界走行をする訳ではないため、アクセルを開けてない空走状態で、バイクの左右どちらかに体重をかけるだけでバイクは素直に倒れてくれる。
これはワシの実体験で分かってることだ。
ま、逆操舵でバイクの直進する力が倒し込みに加わってバイクを倒していけるシステムは事実だから、コントロールできるならすればいいが、
ワシは逆操舵をしなくてもワシの次元ではバイクを倒せるし向き変えられるから、そんなハンドル操作はしない。
逆操舵とかそんな高度な技は、バイクの走行スピードが上がって、どうやっても体重を片側にかけるだけではバイクが倒せないような高次元になってからで良いと思うし、どうやらワシは生きてる間にそこまでワシのライテクが昇華できるとは思えない。💦
だから、無理にハンドルをこじって操作しないこれまでの走り方で十分だと思う。
色々考察して更に反芻して突き詰めて考えても、 やっぱりワシには逆操舵なんて必要ない。
あれはやりたい人がやったらいい、だからYouTubeのライテク講座で逆操舵を推奨して主張してたら、即観るのをやめて非表示にすることにした。
これまで相当悩んだから、もうあれには懲り懲りだし触れたくない！