Amazonプライムビデオで3回も観てしまった…


ワシは会津藩の悲哀に心痛めてたから相手方の長州のことを考えていなかった。


実際に刃を交えた下士侍達は、国を思い藩を思い幕府を思って主命に従って命をかけて戦っただけで、本来正邪など存在しない。


会津藩士も命懸けで働き長州藩士も命懸けで朝廷に接するべく京都へ入って行った。


維新後、幕府側は朝敵の賊軍とされて悪者扱いだったが、国を思い藩を思って主命に従った真実は何も変わらない。


それを忘れて会津藩のみに肩入れしてたのは片手落ちで、当時の侍に対しての侮辱でもあったとひたすら反省した。


この映画には会津藩士のみならず長州藩士も降りて来ていたに違いない。


現代に生きるワシらにできるのは、この様な映像作品から伝わる当時生きた侍達の魂を思い感じ、理解した上で後世に語り継ぐことなのだろう。


そういう意味でも時代劇は重要で貴重な演劇文化だと思う。


時代劇は恒久的に残り続けて欲しいと心から願い思う。