侍タイムスリッパー。
幕末の武士が現代にタイムスリップする、そんな映画は他にもいっぱいあって、こういう題材は面白そうだと思って観てみたら、この映画はツッコミどころも沢山あるが凄い映画だった!
ワシは幕末の会津藩を心から同情してやまない1人だ。
当時の藩主は松平容保(かたもり)で、藩財政が逼迫していたから京都の治安維持にはいけないと幕府の申し出を断っていた。
それでも強く命じられ仕方なく京都守護職を引き受けることとなり新撰組も預かることになる。
京都ではエセ志士らが商家などから強盗まがいに金をせびるなど治安が乱れていた。それを取り締まるために会津見廻組は新撰組と共に厳しく不逞な輩を追い詰め処分していた。
その煽りを受けて国を憂う真っ当な志士たちも多く捕縛され殺されたりもした。
だから会津藩は官軍から恨まれ、大政奉還後、悲惨極まりない境遇に晒される。
望んで行ったわけでもなく、好んで幕命に従ったわけでもなく、御親藩だった為に断りきれなくてやむなく京都治安維持に赴いただけであり、皇室と都の安寧のためであったので会津松平家は尊王であった。
賊軍として罰せられるだけでもどれだけの屈辱であったか計り知れない。
映画の後半、その想いに打たれて涙が止まらなかった。
だからワシは今でも会津が大好きだ。
会津の侍を心から尊敬してやまない。
観て良かったと思った。
凄い映画だと思った!