小説やドラマになったものは、そもそも分からないところをフィクションで補ってるから読まないし見なくなった。
本当のところは大分違うからだ。
今に残る伝記物は、時の権力者が領地支配を考えて都合よく自分たちが尊敬を集められるよう編纂されてるものが多い。
それを丸々信じて明治以降に改定された歩兵操典の間違いがその後の太平洋戦争時の作戦立案で失敗を重ねる元になってる。
だから、本当に真実なのかが疑われる伝記などを元にした江戸期以前の伝記物を元にした歴史ドラマや歴史小説は、視聴者や読者が感動できるよう創作されてるからワシは疑わしくて面白くなくなったのだ。
歴史は好きだ、本当のところを解読解説してくれる学者の話や本は好きだ。
でも、伝記をもとにした小説やドラマは、どうも拒否反応が先に立って読めないし見れない。
知らない物は興味で一読したりもするが、大体がっかりすることが多い。
知らないこと、世間では広まってなくて知られてない事実を教えてくれる物は面白く読むが、そうでないものが多くて興味が出ない。
大河ドラマなんてその最たる物だ!
視聴者の興味を引くための創作演出が多くて、見てると?ばかり浮かぶ。
だから見なくなった。嘘か本当かわからないものは感動もできないからだ。
だからワシは伝記で伝えられている人物のことを熱心に語られても、しらけてしまうだけなのだ。
本当なところをきちんと調べて知りたいが、それは大変なエネルギーがいるから、とてもそれだけに時間とエネルギーは使えないし、だから受け流して気にしなくなってしまった。
伝記物の真偽は、実は曖昧なのだ。話半分に見といた方がいいぞ!