久しぶりの政治ネタです。
5月11日の国会でみんなの党が「国の借金を持続的に返済していくためには、経済成長を続けていくしかないのではないか?」という質問をしたら、野田総理がこんなことを言ったそうです。
「経済成長した場合、成長に伴う金利上昇により国債費が増加することにも留意をすることが必要であり、経済成長による増収等に頼るのみでは、毎年1兆円規模になる社会保障費の自然増などに対応し、財政の持続可能性を確保することは困難と考えております」
要するに景気回復したら借金の利子も増えてしまい、社会保障も増え続けるので財政は苦しいままだというのです。
つまり景気回復しても財政は苦しいままだから、別に景気は回復しなくてもいいよ。っていうか増税以外に財政をよくする方法ないし。といっているようなものです。
民主党は「国民の生活が第一」なんていっていますが、結局は政治家より頭のいい官僚にいいくるめられて操られてしまっているというわけです。