皆さんは、北陸や山陰で採れるタナカゲンゲという冬場が旬の魚を、ご存じでしょうか?
私は出張の折り、鳥取の市場で見ました。顔は不味いですが、唐揚げにすると美味いそうです。
実は、この魚、別名があります。その名はババチャン。私にはそうは見えないのですが、顔がお婆さんに似ているからだそうです。
思わず眉をひそめる淑女の皆さんの顔が浮かぶようです。でも、この名前は、これでも聞こえの良いように改良したもの。古来からの名前は、もっとストレート。つまりババアであり、今でも併用されています。
想像してみて下さい。
冬場の夜毎、鳥取の居酒屋で飛び交う「ババアの唐揚げをくれ」という声。
まるで鬼の宴…。