九 百 二 十 七 夜 | 愚  者(逆位置)  ノ  足  跡 ・ ・ ・

愚  者(逆位置)  ノ  足  跡 ・ ・ ・

タ  ロ  ッ  ト  仕  掛  け  の   セ  ン  ス  オ  ブ  ワ  ン  ダ  ー

旅  ラ ゴ ス
~架空ノ世界ヲ旅シヨウゼ!~ 

年末年始の番組編成は使いまわしの企画ばかり・・・
テレビはあまり好きではないのでネットに没頭したりするが、読書で時間潰しもアリだ。


本屋を徘徊しててヒットしたのは、筒井康隆先生の「旅のラゴス」
小松左京先生、星新一先生と並び、日本のSF御三家とされる筒井康隆先生が20年以上前に発表した小説だ。

大雑把に言えば、突然高度な文明を失った世界(中東やモンゴル的な感じ)に生きる人びとが超能力を得ることになる。
そんな世界を主人公ラゴスが旅をする連作小説だ。

遊牧民とともに行動して彼らと共に集団転移(空間歪曲移動)をしたり、人相そのものを変えてしまう似顔絵描き、精神を集中させて壁を知りぬける芸人、予知夢で未来を自分の未来を知る未亡人などに出会いながら旅を続ける。
キャラがきちんと立つように書かれていて、集中力のない愚者でもサラサラと読めてしまう。

「ワンピース」のアラバスタ編を活字にしたような感覚に近い。

という感じで感想を書いてみたが、愚者もラゴスと共に旅の途中・・・
7年間の奴隷生活から解放され、今は宇宙船の残骸がある町「キチ」滞在中だ。