~ 海 底 土 木 ツ ア ー ~
今から約50年ほど前に掘削を開始し、営業運転開始まで約30年。
戦艦大和、伊勢湾干拓と並んで「昭和三大バカ査定」と比喩された青函トンネル。
「津軽海峡大橋」構想と比較したらどちらがローコストだったんだろう・・・

海底140m、その下の岩盤さらに100mを掘削して全長53・85km
着工時から新幹線企画で整備されていることを考慮すると、まんざら「バカ査定」でもなさそうだ。

体験坑道の内部は若干海水が染み出てている。
脳裏に浮かんだのが「堤防の裂け目に指を突っ込んで凍死したオランダの少年」の話・・・
このトンネル大丈夫なのか? ? ?

一本だけ掘ればいいようなイメージだが、実は4本掘られている。
列車が通る本坑、それと並行して掘られる作業坑、本坑と作業坑を結ぶ連絡誘導路、そして調査導坑。

労災には「ハインリッヒの法則」がつきまとう・・・
トンネル工事において34名の殉職者、1件の重大事故の背後には29件の軽微な事故、さらにその背景には300の「ヒヤリ、ハット」がある。
職業がら、資格更新時の講習会で必ずやるので刷り込まれてしまった・・・

掘削した場所にコンクリートを吹き付けて補強する技術。
凝固するまで3~5日かかるらしい。

何やらゲートらしきモノが見える。
この先数百メートルで「龍飛海底駅」トンネルからの避難用に設置されている駅は、見学できないまま、廃止されることになった。

これで海底土木見学ツアーは終了。
帰りはいい席を確保しなきゃ・・・(笑)
つ づ く