群馬県吾妻郡中之条町横尾 名久田8号古墳→名久田14号墳? | 古墳探訪記

古墳探訪記

関東中心に古墳を巡っています。現存している古墳、削平してしまった古墳を含め、すべて写真で記録していきます。時々、神社や地形についても触れていきます。1000年以上も続いた古墳のある風景、後世に残していきたいものです。

群馬県中之条町の古墳、続きです。

↑2019年に訪れた小塚古墳から北へ500メートルほど北上した箇所にあるのが、今日アップする名久田8号古墳です。
 
追記:昇寛さんからの指摘もあり、名久田8号墳ではなく、名久田14号墳である可能性大です。
 
 
↑この場所から近づきます。
撮影場所はこちら: 36.598182, 138.865976
 
 
 
↑見えてきました。名久田8号古墳です。南側の様子。
1983年実施の調査によると直径11メートルほどの円墳ということが判明したそうです。
 
墳丘周辺にはシートが敷かれてましたキョロキョロ
 
 
 
↑名久田8号古墳の現状
 
 
 
↑1983年の名久田8号古墳
しっかりと横穴式石室ということがわかります。
 
石室の全長4.8メートル。(玄室・羨道ともに長さ2.4メートル)
玄室の幅1.8メートル、羨道の幅1.2メートル。
 
※追記:上記データと写真は名久田8号墳で、今も別の場所で現存しているそうです。
 
 
 
↑小さな石仏が2つお願い
 
1983年当時は「石室」というのがよくわかる状態だったのに、どうしてこうなったかな?調査後、埋めた??それとも、月日の流れで崩壊ししたかな???
※:追記:古い写真は名久田8号墳。今回訪れたのは名久田14号墳の可能性大。
 
 
 
↑中は埋まってます。
金張りの鞘金具、鉄製の矢尻、鉄製の轡、滑石製白玉、碧玉製の管玉、ガラス製小玉、金環、銙帯金具などが出土。
 
 
 
↑名久田8号古墳、北側の様子
 
10月17日に訪れた群馬県吾妻郡の古墳は以上となります。
次回、この地域を訪れる際は八ッ場ダムをまた見に行きたいおねがい