茨城県鹿嶋市にある宮中野(きゅうちゅうの)古墳群、続きです
↑千年塚古墳
宮中野古墳群の中、鶴来(かくらい)古墳群(支群)に属している千年塚古墳。
東西32.6メートル、南北20.8メートル、高さ3.4メートル、現状長方形、6世紀代築造。
場所はこちら: 35.975197, 140.620003
↑千年塚古墳の解説板
(前略)昔、鹿島神宮に卜部活麿(うらべのかつまろ)という神官がいて、彼は非常に鶴を可愛がっていました。あるとき彼は鶴の背に野って北の方に飛び去っていきました。3年経って鶴の背に乗って帰ってきた活麿を、人は天人とか鶴の化生と言って尊敬しました。
彼が驚くほど長生きした活麿の死後、彼の霊を祀った塚は「千年塚」と呼ばれ、鶴と遊んだ丘は「鶴来(かくらい)の丘」と呼ばれるようになったと伝えられています。
↑北側の墳丘、崩れかかってますね
↑墳丘上の様子
↑墳丘上、別の角度で
宮中野古墳群、まだまだ続く