和歌山県和歌山市和田 竈山神社古墳(竈山墓) | 古墳探訪記

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関東中心に古墳を巡っています。現存している古墳、削平してしまった古墳を含め、すべて写真で記録していきます。時々、神社や地形についても触れていきます。1000年以上も続いた古墳のある風景、後世に残していきたいものです。

今日のブログから和歌山県墳活一人旅の2日目(2月23日)に訪れた古墳をアップしていきますウインク

 

↑まずは朝イチ、7時前に到着した竈山(かまやま)神社の鳥居。

 

 

↑竈山神社の拝殿

 

 

↑本殿

主祀神は彦五瀬命(ひこいつせのみこと)。神武天皇の長兄です。

 

 

 

こちらの竈山神社の境内にあるのが竈山神社古墳(竈山墓)

↑竈山の御陵

 ここは古くより竈山と呼ばれている、彦五瀬命の御墓です。

 命は初代の天皇となられた神武天皇の兄君です。九州の日向国を出立し、大和平定の途中、傷を負われて雄水門で亡くなられ、この地に鎮められました。

 神武天皇が即位された皇紀元年より2年ほど前のことです。日本の国造りに尊い御命を捧げられ、建国の礎となられた彦五瀬命は国の民の鏡として讃えられ、国家安泰の神様として竈山神社に祀られています。(後略)

 

 

 

↑東側の県道から見た竈山神社古墳(竈山墓)

宮内庁治定陵墓のため、これ以上立ち入れません。

自然丘陵(単独丘陵)上に築かれた直径約6メートル、高さ約1メートルの円墳があります。

写真を撮った場所はこちら: 34.201598, 135.205162

 

 

 

カメラ望遠で撮影

宮内庁治定陵墓、和歌山県はここのみですびっくり

 

すぐ北側の県道建設の前に実施された発掘調査では、弥生時代後期のものや、5~6世紀の土器などが多く見つかってます。