静岡県磐田市新貝 経塚古墳?・秋葉山古墳・稲荷山古墳 | 古墳探訪記

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関東中心に古墳を巡っています。現存している古墳、削平してしまった古墳を含め、すべて写真で記録していきます。時々、神社や地形についても触れていきます。1000年以上も続いた古墳のある風景、後世に残していきたいものです。

7月20日に訪れた静岡県磐田市にある御厨(みくりや)古墳群を今日からアップしますニコニコ

 

このあたりは平安時代に伊勢神宮の荘園(神領)となった地域のため、「御厨」という地名が残ったようですキョロキョロ

 

↑まずは御厨古墳群の位置(松林古墳近くの案内板を抜粋)

今日アップするのは一番上の経塚古墳、秋葉山古墳、稲荷山古墳。

 

 

 

↑連城寺に車を置かせてもらったのですが、その駐車場入口の解説板に古墳に関する記述もあります。

 

 

 

↑三白山連城寺の解説板

 平重盛が(遠江守の時に)建立したお寺とのこと。

この解説板がある場所はこちら: 34.722383, 137.890731

 

 

 

↑秋葉山古墳と稲荷山古墳を目指して道を登っていたら、線路の向こう側に気になる木立がびっくり

位置的に消滅したとなっている経塚古墳の名残なんでしょうね。全長90メートルの前方後円墳。東海道本線工事の際に削平されたそうです。

 

 

↑反対側(南側)から見ても赤い〇で囲った場所だけ、周囲の水田より一段高くなっています。左奥の小山に秋葉山古墳と稲荷山古墳があります。おそらく経塚古墳の名残と思える場所はこちら: 34.721693, 137.890758

 

 

 

 

↑墓地奥にある平清盛と平重盛の供養塔お願い

 

 

 

↑墓地の一番奥は、かなり古い卵塔が集められています。この卵塔の向こうに古墳に近づける道があります。

 

 

 

↑この小道を進むと、すぐに古墳の標柱があることに気がつきますが、実は写真左側は秋葉山古墳の墳丘裾。

 

 

↑これが御厨古墳群、秋葉山古墳の標柱

 

 

↑草木が多すぎて、残念墳状態滝汗

秋葉山古墳:長軸50メートル、短軸46メートル、高さ8メートル、4世紀後半築造の円墳。葺石があります。

 

 

 

 

 

↑こちらは御厨古墳群、稲荷山古墳の標柱

 

 

↑やはり草木が多くて観察には厳しい状態。写真は稲荷山古墳の後円部

稲荷山古墳:墳長46.5メートル、高さ6メートル、4世紀後半築造の前方後円墳。壺形埴輪をもちます。

 

明日は御厨古墳群の続きですウインク