9月20日に訪れた静岡県の古墳、続きです。
まずは山の神古墳。
↑山の神古墳、南西側より
左側が「前方」部、右奥が「後円」部の前方後円墳。東海道本線によって墳丘の一部が削られています。
↑昨日のブログでも載せた位置関係、国土地理院図の航空写真より(赤い文字はふっき~が加筆)
↑線路のすぐ横にある小さい道から墳丘に近づけます。
↑解説板
墳長41.5メートル、幅7メートルの周濠をもつ6世紀前半築造の前方後円墳。円筒埴輪や人物埴輪も見つかっています。
↑墳頂の山の神
↑山の神古墳の墳頂から南の方向
線路の向こう側に鳥居がありますね線路によって参道が分断されたようです。
↑山の神古墳、北西側より
お待たせ致しました。双方中方墳の庚申塚古墳
↑庚申塚古墳、南西側より
↑昨日も載せた双方中方墳の形状(富士市古墳ガイドブックより)
↑庚申塚古墳、北側より
木がモフモフで、双方中方墳ということがわかりません期待された方々へ、本当にスイマセン
↑解説板
中方部の一辺は約20メートル、双方部を含めると墳長約40メートル、5世紀から6世紀初頃築造の双方中方墳。葺石をもちますが、埴輪はありません。
この庚申塚古墳と山の神古墳、住所は富士市柏原新田。
富士市の「柏原」という地名は、「古事記」・「日本書紀」に出てくる膳(かしわで)氏が由来と言われています。日本全国の髙橋さんの御先祖様ですね。そうすると、これら2基の古墳に葬られている人物、膳さんという可能性大。
周囲は畑、古墳が木々でモフモフしていたので、墳丘に近寄らなかったのですが、どうやら他の方のブログを見ると、墳頂に上がれたようです
9月19日~20日、一泊二日の一人旅で巡った古墳は以上となります次の一人旅は年末ですね。実はもう予約済み(笑)