群馬県藤岡市白石 白石稲荷山古墳 | 古墳探訪記

古墳探訪記

関東中心に古墳を巡っています。現存している古墳、削平してしまった古墳を含め、すべて写真で記録していきます。時々、神社や地形についても触れていきます。1000年以上も続いた古墳のある風景、後世に残していきたいものです。

段丘の端、崖線上に築かれているのが白石(しろいし)稲荷山古墳です。

↑白石稲荷山古墳、南東側より  左手が「前方」部、右手奥が「後円」部

崖線上に築かれているため、東側から見るとものすごく大きく感じます。すぐ隣のゴルフ打ちっぱなし場が、せっかく歴史を感じる風景とミスマッチで残念。

 

 

 

↑白石稲荷山古墳、北東側より

右側が「前方」部に見えますが、十二天塚古墳と十二天塚北古墳と別の古墳が2基。

 

 

 

↑おそらく十二天塚古墳あたりから、白石稲荷山古墳の「後円」部を臨む

藤岡市のHPによると、十二天塚古墳は長軸36.8m、短軸26.8m、高さ2.6mの長方形墳。十二天塚北古墳は、長軸23m、短軸22m、高さ2.2mの方墳。実際に足を運ぶとわかるのですが、「2基の古墳はどこ?」という感じです。

 

 

 

↑白石稲荷山古墳 「後円」部

 

 

 

↑解説板

墳長約175メートル、前方部の幅約148メートル!後円部高さ約13.5メートル、前方部高さ約6メートル、5世紀前半築造の前方後円墳。

 

 

 

↑「後円」部より、十二天塚古墳と十二天塚北古墳を臨む

 

 

 

↑「後円」部より「前方」部を臨む

「前方」部の高さがあまりなく、幅も広いため、墳頂からは「大きなー」という印象はもちません。

 

 

 

墳頂からの眺め、「ウォーリーを探せ!」じゃなくて「円墳を探せ!」             

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正解は7基でした(実際はもっとあるかもびっくり