古墳探訪記

古墳探訪記

関東中心に古墳を巡っています。現存している古墳、削平してしまった古墳を含め、すべて写真で記録していきます。時々、神社や地形についても触れていきます。1000年以上も続いた古墳のある風景、後世に残していきたいものです。

2021年に訪れた千葉県多古町にある柏熊5号墳と柏熊6号墳、再訪してきました。

(多古町と香取市の境界線上のため、位置は香取市の可能性もありますあせる)

↑当時、2基とも草木で墳丘をハッキリと認識できてませんでした。

 

 

↑柏熊5号墳がある場所、3年ぶりの訪問。

 

 

 

↑3年前の訪問時、手前に写る石塔や祠がある場所が柏熊5号墳かと思ったのですが、石塔裏に墳丘がありますねおねがい

前回は草木で気がつかなかった柏熊5号墳です。

 

 

 

↑柏熊5号墳、北側より

長径15メートル、短径13.5メートル、高さ1.7メートルの円墳。

場所はこのあたり;35.782847, 140.511761

 

 

 

↑墳頂

木の根で小さな祠が傾いてます。

 

 

 

↑東側から

 

 

 

 

↑今回も草木がすごくて、墳丘がイマイチ確認できない柏熊6号墳。

長径15メートル、短径13メートル、高さ1.7メートルの円墳。

 

5号墳と6号墳は元々1基の古墳で、間の道を造る際に分断されてしまったという言い伝えもあるようです。

 

千葉県多古町の柏熊古墳群、明日に続くウインク

今日アップするのは千葉県多古町(たこまち)タコにある前方後円墳です。

 

↑飯土井台(いいどいだい)16号墳、東側より

『前方後円墳データベース』によると墳長30メートル、高さ6メートルの前方後円墳。

場所はこちら; 35.739815, 140.480686

 

 

 

↑飯土井台16号墳、南側の県道より

『千葉県所在古墳詳細分布調査報告書』では前方後円墳1、円墳11、方墳4からなる飯土井台古墳群となっていますが、16号墳以外は現存しているのかな?あせる

 

 

 

↑近寄ってみますおねがい

『前方後円墳データベース』によると、手前が前方部のはずです。

 

 

 

↑「経塚」と刻まれてます。

 

 

 

↑けっこう広い墳頂

 

 

 

↑飯土井台16号墳、西側の様子

 

明日も多古町の古墳ですウインク

長野県長野市にある中郷神社の境内にある古墳、続きです。

 

↑中郷古墳(中郷神社古墳)、北東側から

写真中央は後円部。

場所はこちら:36.557288, 138.105298

 

 

 

↑「中郷神社前方後円墳」の解説板

全長53メートル、後円部径30メートル、後円部高さ4.5メートル、前方部幅24メートル、前方部長さ23メートル、前方部高さ3.5メートル、葺石をもつ5世紀代築造の前方後円墳。竪穴式石室の可能性大。

 

 

 

↑後円部から前方部方向

かなりキレイな墳形が残っていますおねがい

 

 

 

↑墳丘上、石碑があるのですが・・・・

 

 

 

↑石碑には「四宮為平親王御陵」と刻まれてますねびっくり

為平親王:村上天皇の第四皇子。大河ドラマ「光る君へ」の時代の人です。

 

平安時代の人なので、さすがに前方後円墳に葬られることはないですあせる

 

 

 

↑前方部から後円部方向

 

 

 

↑角度を少し変えて、「前方部」から「後円部」方向。

 

 

 

↑中郷古墳(中郷神社古墳)、南東側から

左奥が前方部、右側が後円部。

 

真冬にもう一度見てみたい中郷古墳(中郷神社古墳)です。

 

 

 

 

↑こちらは中郷西古墳、円墳です。

中郷古墳の陪塚と想定されています。