イオン子会社、食品かす活用の循環型農業 まず兵庫で | バイオ塾情報創庫DB WINDOWS FOR FOODS 食の文化と技術 

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バイオ塾(生物科学産業研究所)での勉強会に取り上げた情報です。いつになりますか、テーマ別に期間を区切って書籍化へ向けて「まとめの作業」へとつなげてみたいと思ってます。


 イオンの農業子会社のイオンアグリ創造(千葉市)は、イオンの店で出た食品かすなどを肥料にして育てた野菜の販売を始める。リサイクル事業を手掛ける大栄環境(神戸市)と提携し、まず来年2月をめどに兵庫県内で始める。首都圏や中部圏への拡大も検討しており、環境に配慮した循環型農業に取り組む。

 兵庫県内にある総合スーパー「イオン」や食品スーパー「マックスバリュ」などで出た食品の廃棄物を大栄環境が有機肥料にし、県内のイオンアグリの直営農場で使う。年に1580トンの食品残さを回収して316トンの肥料を生産する。日経ニュース(Web版)2014/9/16

 イオンアグリは北海道から九州まで15カ所で直営農場を運営しており、キャベツや白菜などを生産する。福永庸明社長は16日の記者会見で「対象店舗や地域を順次広げていく」と話した。



イオン、農地バンク活用 コメ大規模生産へ

 イオンはコメの生産に参入する。まとめて借り上げた農地を意欲のある生産者に貸す政府の「農地バンク」を活用し、埼玉県羽生市で2015年から栽培を始める。小売り大手が農地バンクを使ってコメ生産に参入するのはイオンが初めて。企業による農地バンクの利用が広がれば、少子高齢化で担い手が不足している日本の農業の活性化につながる。 2014/10/7 2:02日本経済新聞 電子版