夏休み、実家の青森県に帰省。

今回はサザエでもホタテでもなく、これが食べたかった!

 

磯つぶ貝の煮付け。

人差し指と親指で挟めるコンパクトサイズのつぶ貝。

「日本酒で蒸したあと、麺つゆでさっと味付けた」とは御歳82である母の談。

 

爪楊枝で身を刺し、くるっと回して肝まで綺麗に取り出せれば、それだけで嬉しくて顔が綻ぶ。

いざ口にしてみるとプリプリの歯応えに加え、口に含めば磯の旨みが凝縮されており、

何とも堪らない日本酒の最高のアテである。

 

あぁ、本当に美味〜!!

サザエやホタテ、十三湖のシジミに比べると地味な立ち位置ではあるけれど

安定の旨さなんだな、これが。

 

小さくても存在感のある濃厚な美味しさにご馳走様。

貧乏人のパスタ、和風バージョン。

 

一時期女優さんとのゴシップで話題になった某Tシェフの和風レシピをベースにしている。
(単に夫婦ともにこの味を気に入っているのと、美味しいものに罪は無い的なチーン)。

加えて前夜のお酒のつまみで余ったサラミを微塵切りにして投入。

我が家は粉チーズをこれでもか!!と投入するのが特徴なので、見た目よりかなり風味・味わい共に香り良しで濃厚なのである。

 

日本で言う卵かけご飯的な立ち位置なのかしら?

とはいえ、卵かけご飯が貧乏レシピだと全然思わないし、

卵2個使う時点で結構贅沢だと思ってしまうのは文化的背景の違いか。

 

なんにせよ、冷蔵庫にある食材で出来た美味しい休日ランチにご馳走様。

 

塩昆布、良い仕事するね!凄いっ!!

キッチンだけを冷やすクーラーが欲しい!!

(世の中、調べればそんな便利グッズが有りそうだけど💦)

 

この時期は火やお湯を使うとすぐのぼせ気味になるので、極力火を使わない夜ご飯。

でも手抜きと思われるのも癪なので、カラダに良さげな食材を盛りました丼・・・滝汗

丼にご飯を装って、その上にネバリスターのすりおろしを流し込み

紫蘇、オクラ、納豆、マグロの切り落としを載せて出来上がり!

 

スタミナはつきそうにないけれど・・・暑さで疲弊した細胞を修復してくれそうな

食材たちにご馳走様。

 

この暑さ、まだ当面は続くんだろうなぁ。。。

小さき頃より海老が大好物であったが

20歳を少し過ぎたあたりで、体が突然、生の海老を受け付けなくなった。

いわゆるアレルギーと言うやつらしく、食い意地発揮して欲望に忠実なまま食すと

冗談抜きで、背中を伸ばさないまま揚げて丸まった海老フライになるくらいの激痛に見舞われる。

(分かりづらい?滝汗

 

悔しいのは、割とフォーマルな場だと、お刺身の盛り合わせで有頭海老が出る確率が多く

喉から手が出るほど食べたいのに、泣く泣く諦めざるを得ないことだ。

いつも給仕の方に「焼いてくださいますか?」と言えたら良いのに、と脳内妄想を繰り広げるのが

常である。

 

そんななので、生が食べれれないこそ海老への渇望は深まるばかりゲロー

 

と言うことで、新潟タレカツさんなるお店へ訪問しても

主力のタレカツには目もくれず、迷うことなく海老丼一択なのであった。

 

海老、んめっ(南部弁で"美味しい")。

海老に夢中〜キラキラかと思いきや、

トキ夫の「タレカツも美味しいから1枚あげるよ」な申し出にまんまと乗っかり

「あぁ、タレカツも捨てがたい!!」とあっさり海老第一主義を捨て去ったのだった。


はぁぁぁ、執着って案外あっさり上書きされてしまうことも有るものね!?

(単に欲張りなだけ!?笑、って、過去訪問時も同じことしてたわあせる

な、美味しい新潟ローカルフードにご馳走様。

 

次は「合いもり丼(タレカツと海老)」にしようかな、って迷う自分は

海老への渇望、思ったより大したこと無かったわ・・・ドクロ

まぁ、基本はお肉も大好きですからねぇ・・・真顔

料理ってさ(出だしからやさぐれ)、

すればするほど引き出しが増えるものだと、若い時は思ってたわけ。

でもさぁ、想像するより遥かに増えないんだよね、自前のレシピが・・・。


結婚して17年、ほぼ毎日の夕食を頑張ってきた”つもり”。

ただ最近は、マンネリも良いところ。

と言うよりは、自分が勝手に行き詰まりを感じちゃってる。

レシピ本やYoutubeもよく観てはいるが、見て満足してしまう始末。

何なんすかね、このジレンマ。。。

 

と言うことで、本日は塩振って焼くだけで実に旨い、ぶりカマ焼きでした。

身がふっくら柔らかく、とっても美味しゅうございました。

これは・・・レシピに頼るのではなく、素材を極めろってことか!?

(・・・って、誰も求めてないわ、そんな高度なこと・・・苦笑)

 

あーだこーだ言いつつ、今日も夜ご飯を作っている自分にご馳走様。

焼き魚、グリルを洗うがのちと面倒だが、もっと登場回数を増やして行こう!!

長く生きてるからって、色々なことに上手く対処できる訳じゃなくて。

他愛のないことが少しずつ無意識に積み上がって、どうにもならなくなることがある。

そういう時はさ、とりあえず海を見に行こう〜!!

 

何故なら海はどうしようも無いくらいに沢山の水を湛えていて

かつ潮の満ち引きは人の力の及ばぬところなので、自分の悩みがちっぽけに思えるところが

とても素晴らしいと感じる(これが引力かーーー!ってまじまじ実感!!滝汗)。

 

ざざぁって引いては返す月並みな波の音も、心を洗ってくれる。

海よ、癒しと穏やかな時間を有難う。

 

とか言いつつ、海を見て癒されはするけど、お腹は満たされないから

腹拵えは重要ね!@TOTOCO小田原

海鮮、得意じゃ無いから無難にマグロの2色盛り。

うんまーーー!!❤️

 

トキ夫が選んだ地元のお刺身とかの盛り合わせ。

白身でも青魚でも、何でも食べられるのは凄く羨ましい!!

 

でもって、ちょっとこれ面白いそう!!

 

心が沈んだ時は、本当にビタイチまったく動きたくないんだけれど

ちょっと重い腰をよっこらしょってあげて、相方の気遣いに乗って

いつもと違う空気を吸うだけでも、随分と心が軽くなるものだと実感した。

 

仕事上の週5で見る景色が、自分の生きている世界の全てでは無いんだ。

そう認識することが本当に大切だと感じた海岸にご馳走様。

 

心が疲れていなくても、また海を見に行きたい。

京王線多磨霊園駅から歩いてすぐの美味しいパン屋さん「粉水塩母」。

1斤切られていない状態で購入したので、休日、適当に切ってチーズトーストに。

 

気がつけば・・・何枚切りだよ、おい!?ゲローな厚さ。

しかもカット下手すぎて、不均等にも程がある・・・。

いや、でもすっごいモッチモチの食感で噛みごたえもあるから

思う存分集中してトーストを堪能出来た。

 

お家ご飯ならではの贅沢、というか好き放題ひとりランチにご馳走様。

"厚切り"がもたらす幸福感は、中毒性があって少しキケン!笑
(だって色々な数値が気になる中年だもの。)

お店の存在は前々から知っていて、いつかは訪問してみたいと思っていた。

タイミングが合ったのでお伺い。

 

中華そば 心 」

 

店内は6席、店主がお一人でオペレーションのよう。

人気店なので、休日の12時前においては少し並ぶ。

 

オーダーは味玉中華そば。

淡麗系って言うの!?

瞬時に心を鷲掴みにされるぐらい、透き通ったスープも喉越し良い麺も至極美味!!!

この味玉も黄身がとろとろで堪らない✨

いや、これね・・・秒速で虜になり、脇目も降らずに啜って完食真っしぐら!

 

美味しいラーメンは数あれど、久々感動した一杯にご馳走様。

 

 

 

泣く子も黙る!?かどうかは知らんが・・・

オランダ大手のスーパー「アルベルト ハイン(私の勝手な読み方)」。

正しい綴りは「Albert Heijn」。

頭文字を取って、略称は「あーはー」❤️。

 

今回はダム広場近くの大きめ店舗へ。

もうね、観光客向けのお土産お菓子も豊富だし、懐かしい食材や

美味しそうなチーズとかハムとか有って、トキ夫を放置して堪能すること30分!!

 

そこでこんな品を見つけて、ついぞ購入。

キューピーのマヨネーズ。

 

ガチ興味本位でしかない。

そしてお値段6.5€くらいだったかな・・・日本円換算でおよそ1,100円💦

どんだけ高級マヨネーズだよ!!

 

で、帰国の日。

こちらを何も考えずにチョコレートとかと一緒に手荷物へ入れてしまい・・・。

何が起きたか?って、ですよね〜チーン

手荷物検査場でまんまと引っかかり、これが原因と知った私は検査官相手に苦笑い。。

私を待つトキ夫はまさかのバカさ加減に鬼の形相・・・。

はい、本当に面目無い滝汗

 

没収されずに済んで良かった。

 

肝心のお味は・・・まぁ、普通のマヨネーズ!?(そりゃそーだ)。

そんな苦い思い出。

 

高級と知りつつ、容赦なく普段使いしているキューピーにご馳走様。

 

 

 

 

 

Amsterdam Centraal Station北側から出て、無料フェリーで対岸の「Buiksloterwg」へ。

5分も掛からない程度で着くので、アイ湾をあっという間に横断してしまう。

ちなみに"湾"とあるけれど、見た目は広い川で大小様々な船舶が行き交っている。

(実際には水路・川であるらしい)

 

目指すはEye Filmmuseum内のカフェ

 

夫の駐在でいた10年前、こちらはお気に入りで良く来ていた。

当時はPINカード(デビットカードと同様)でしか支払いが出来なかったから

現地の人しか利用出来ない感じで、口座を持たない観光客は利用が難しかったけれど。

観光客となった今はクレジットカードも使えるということで、こちらで昼食を。

ここはアイ湾を一望できる開放的で凄く素敵なカフェで、相変わらず店員さんも気さくで◎。

 

やはりここはオランダ名物のクロケットを。

トキ夫はオランダ式にクロケットを潰してパンに"塗る"方式で

私は崩したくないので、一口大に切ってパンに"載せて"頂く。

 

衣カリッカリ、中はマイルド、パンは耳がパリパリで身はフワッフワ!!

マスタードも安定の良き風味で全体を引き締めてくれるし、文句なしの一皿だった。

ただ、ちょっとピクルスの量が多かったかな滝汗

(普段は漬物もピクルスもほとんど食べないから💦)

 

1年ちょっと住んでいたので、話題のレストランとかよりも

普段食べていた料理をまた堪能できることが、何よりもご馳走なのだった。

 

はぁぁぁぁぁ、またアムスに住みたい!!

そう思わせたローカルフードにご馳走様。