フードビジネスアドバイザー 岩本留里子です。最近よく聞く、店長・オーナーさんの悩みは人が足りない、採用しても、すぐ辞めちゃう、スタッフ同士の意見の違いが多いなど・・・

ついつい人材不足に悩やんでいる時は、面接でやってきた人を安易に雇いがちです。

猫の手も借りたいからとといってついつい「明日から来て!!」と安易に採用することが、店のチームワークを悪くする原因の一つです。「店長なんであの人採用したんですか!!やる気がないので私たちが大変です。」なんてことはよく聞く話ですよね。

今回は、ひと手間かけることで、お店の理念を理解した方を採用することができます。

 面接の仕方にポイントがあります。「週1でもいい、3時間でも4時間でもいい。店に人が居ればいい」という感じで選んでしまうと大変です。

店の運営をしながら時間を割いて面接をするのは一苦労なんですが、

話した方がいい内容は

店の理念や自分のお店に対する思いについて

②システムについて、きっちりと時間をかけて説明することが重要です。

店で働く際のメリット・デメリット、身だしなみなどについて、あらかじめ具体的に話しておくことです。

その時点で、店側と採用される側のギャップが埋まります。

③面接シートをきちんと作っている

 面接表に勤務体系の可否や希望などを書き込んでもらいます。

 例えば、学生アルバイトなら「両親や学校の許可は得られるか」、週末に働いてもらいたい場合「希望のシフト、土日・祝は

 勤務可能か」などを記入させることで、採用後に勤務条件について言った言わないのトラブルを避けることができます。

 このような方法は応募者にあらかじめ勤務条件のデメリットを知らしめることになりますが、それが質のいい人材をふるい分け

 られる方法なのです。

④給料体制をきちんと説明 

 研修中はいくらで○時間経ったら○円になるなど仕組みを説明

 交通費・まかない・ユニフォームの代金が発生するのか?・採用されたら必要な物など

 *メモ帳を持ってきてと言ったら面接で聞いてませんと言われたりしますので小さいものも説明します。

また、面接だからといって、面接の時間に遅れたり、店長の態度が悪かったりするとお店の印象を悪くします。

面接は、お互いのお見合いのようなもの、面接者からも店長が面接されていることを忘れずに

また、面接終了後に、その場で別れるのではなく、玄関までお見送りをする姿勢も大事です。雇用される側が、雇い主から大切にされていると思わせることは、働くモチベーションを高め、私もここの一員になりたいという

気持ちが出てきます。

ちょっとしたことで働くスタッフとお店側のギャップが埋めることができます。やってみてください