ニューヨークは今日は暖かく、曇りでしたが12度まで上がりました。
紅葉も枯れ葉になり、冬を感じました。
近所の公園 : carl schurz park
年末は飲み会やパーティが増えて楽しいのですが、胃腸の調子がおかしくなったり、疲れも出る時期です。
この時期こそ、家で食べる食事には気を使います。
前の日が高脂肪な食事で朝起きたら身体が重かったので、朝は軽くセロリジュース、昼は魚定食、そして夜は和と洋の中間にしましたが、ご紹介するざくろときゅうりのサラダを食べたら体が元気になるのを感じました。
ざくろ=英語ではpomegranateと言いますが、↓の写真の様に木に生っています。
子供の頃には元気な赤ちゃんを産むために食べなさい、なんて言われた記憶が。
確かに妊娠を試みる男女にとってプラスの研究も出ているので、日々の食生活に取り入れても良いと思います。
なぜ身体のサビ取り?
食事、運動、環境汚染、ストレスなど多くの要因が重なって、体内の活性酸素が増えて病気になります。活性酸素はなくてはならないものなのですが、過剰になると良くない。活性酸素を体内から除去するのが「抗酸化物質」です。
ざくろを半分にカットすると、小さな実がたくさん。これを取り出していただきます。種が結構硬いですが、そのまま食べます。又はジュースを作ります。実を取り出す時にジュースがたくさん出るので、大きめのボールの中で取り出すと良いでしょう。
ざくろ(ジュースと皮)にはPunicalagins (プニカラギン)という強力な抗酸化物質が含まれていて、抗酸化作用は赤ワインや緑茶の3倍あるとも言われます。ざくろエキスやパウダーは皮から作られており、抗酸化作用がとても高いです。抗酸化作用が高いので体内の余分な炎症を抑えるので様々疾病予防にも繋がります。糖尿病の人が12週間、毎日1カップ(250ml)のざくろを食べたら体内炎症マーカーのCRPが32%、Interleukin-6が30%下がった研究もあります。他にも乳がん細胞の増殖を抑える等の研究がありますが、これは後日詳しく説明します。
ざくろの種にはPunicic acid (プニシック酸)が含まれ、共役リノール酸(CLA)が豊富です。CLAは牛など動物の体内に存在する自然な「良い」トランス脂肪酸としても存在しますが、ざくろの種にも含まれます。CLAは脂肪細胞の増加をブロックするとも言われ、体重コントロールや代謝マネージメントにも効果があります。ざくろの種には食物繊維もたっぷり含まれています。
美容食としても知られるのはビタミンCの含有量がかなり高いこともあり、美容だけではなく、免疫力を上げて風邪予防にも。
ざくろをそのまま食べることも多いのですが、今回は簡単にできる副菜のきゅうりとざくろのサラダをご紹介します。
ちなみにきゅうりにも栄養はあります。利尿作用、ビタミンCとK、カリウム等です。
きゅうりとざくろのサラダ
<材料:2人分>
きゅうり1本
ざくろ 半分 又は実の部分1/2カップ
レモン、又は穀物酢 大さじ1〜2
粗塩 少々
<作り方>
①きゅうりを薄切りにします。
②ざくろの実を取り出します。
③ボールにきゅうりとざくろを混ぜてレモン又は穀物酢、粗塩を加えてさっと混ぜてお皿に盛り付けます。
④お好みで盛り付け後にもう一度粗塩を振りかけます。
*塩がなじんだ方がお好きなら数時間冷蔵庫で冷やしてからでも美味しいです。
*オリーブオイルをさっとかけても美味しいです。
良い週末を〜❤️
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