毎度お馴染みGRISさんからの贈り物『せいかつカレンダー』@婦人之友社。
5月の絵のタイトルは『母の日』、竹久夢二(1884 - 1934)、1930年の作品です。
家族で教会へ行く様子でしょうか?
先頭を行くのは、子供たち。
赤い帽子にピンクのズボン、赤いシャツ?の上から青っぽいワンピースのようなモノを着ているのは、女の子でしょうか?
その子が話しかけているのは、黄色いつばのある帽子をかぶった半パン姿の男の子。ちょっとだけ背が高いのでお兄さん?
その後ろには、赤と白の大きなチェック柄のズボンをはいて、真っ赤なシャツに黄色いエプロン?を着て、金髪の髪の毛を三つ編みした女の子が立っています。
お次はお母さんでしょうか?黄色と水色のワンピースを着て、赤いリボンのついた黄色い帽子?のようなもの被っています。
その横には赤い水玉模様のシャツと紺色っぽい半パン姿の男の子。この子が一番年下かも?ちょっとふざけた仕草をしています。
その後ろはおじいさん。モーニングに蝶ネクタイ、フロックコートにシルクハットと、めちゃくちゃ正装をしています。手にはステッキ・・・と思いきや、先ほどのふざけた仕草の子供の首の辺りから下に出ているはずのステッキの先が見えません。
この末っ子に見えた男の子、実は、おじいさんが紐でぶら下げている大きな人形?・・・なんて、まさかねぇ~。![]()
よ~く見ると、男の子の右手はお母さんらしき人に握られていますし・・・。
おじいさんの後ろはお父さんでしょうか?黒っぽいスーツに中折れ帽とこちらもまずまずの正装です。
その後ろにもワンピースを着た女の子らしき子供の姿がちらっと描かれていますが、どこまでが家族なのかははっきりとは分かりません。
絵の下にはこんな言葉が。
お母さまと一緒に教会に行ったり、お手紙を書いたり、お母さまの喜ぶことをするのです。
今でこそ、母の日にはお母さんにカーネーションを贈ったり、カードを渡したりする方も多いと思いますが、竹久夢二がこの絵を描いた1930年にはまだまだ母の日は一般的ではなかったようで、ちょっと母の日の説明みたいな感じも。
と言っても、絵に描かれている子供たちは、必ずしも「お母さまの喜ぶことを」している風には見えません・・・。![]()
