猛暑お見舞い申し上げます
・・・と書いてから、ふと、「そう言えば、葉書の暑中見舞いが来なくなったのは、いつ頃からだったかなぁ」と思った私。
1999年の暮れ、8年半の海外生活に一応の区切りをつけて帰国した私たち。
年賀状の代わりに、メールであけおめと送るのが流行っている?と知ったのは、明けて2000年のお正月だったような気がしていたのですが、今、ちょこっと調べてみると、1990年代に携帯メールで使われていたのを、2001年に芸能人が使い始めたことで、一気に広まったとありました。そうなんだ。
そして、同年(2000年)に久しぶりに迎えた日本の夏。
8月に入って、少しずつ気温が上がり始め、さぁ、これから暑くなるぞ~!と身構えた途端、涼しくなり始め、やっぱり日本は温帯。熱帯のフィリピンよりは、かなりマイルドな暑さだなぁ。と感じたことをよく覚えています。
その頃はまだ何となく暑中見舞いのやりとりをしていたよ~な気もしますが、枚数はかなり限定的だったような気が(遠い目)。
あれからほぼ四半世紀。
日本の夏の気温は徐々に上昇し、今では熱帯並みの猛暑日も出現するようになりました。
地球温暖化の影響を免れないフィリピンも、以前よりは気温が上がっているので、フィリピンとの気温差が縮んだかどうか分かりませんが、四半世紀前とは異なる海産物や農作物が獲れるようになってきている所を見ると、やはり熱帯化がすすんでいるのかもしません。
現在、60代半ばの私達がもし健康を守られて、あと四半世紀生きたとすれば、来年米寿を迎えるわが母より年上に。
その頃、日本の食卓には、どんな野菜や果物、魚や肉類が並べられているのでしょうか?
或いは、世界的な食糧不足で、食事を楽しむどころではないのかも?
・・・・・・・
さて、週末レシピです。
このところ、公私ともにバタバタしていて、パペルが連続で土曜日を担当してくれておりました。
パペル殿、ありがとうございました。
・・・と書くと、満を持して何だか凄いレシピをご紹介しそうな気配が漂ってしまうのですが、これがほんと~に超簡単で、作り方を書く必要もないかも?という代物(恐縮)。
手際の良い人なら5分で出来てしまうかも知れません。
でも、とっても簡単なのに絶品なのは、偏に考案者の実力によるところが大きいと思います。
今回、参考にさせて頂いたのはこちら↓のレシピ
の一部、ツナのリエットです。
実はこれ、大型連休中の5月4日(土)に、パペルがこちら↓
を作っている横で、チョロッと作っていたんですが、余りにも簡単なので、これだけ出すのもなぁ、何かと合わせ技にできないかなぁ、と思っている内に、あれよあれよという間に3か月が過ぎてしまった次第(合わせ技を考え付くこともなく、猛暑の中、火もレンジも使わないからいいかも?と)。
何はともあれ、材料と作り方から。
【材料】(私たちの2人分、普通は多分、(3~4人分)
●ツナ (水煮 小)・・・1缶(70g)
※オリジナル・レシピでは油漬けとあります。
●クリームチーズ (個包装のもの)・・・3~4コ(55~70g)
※オリジナルには「分量は好みで調整する。」とありました。
【作り方】
1) ツナは缶汁をきり(缶汁はとっておく)、ボウルに入れてクリームチーズを加え、スプーンなどで混ぜ合わせる。
2) 缶汁を少しずつ加えながらさらに混ぜ、好みの堅さになったら器に盛る。
3) 冷蔵庫で30分間以上冷やし、黒こしょう適量をふれば出来上がり!
いっただきまーす
ポイントとして「好みでよいが、油分が多めのほうが口当たりがよくなる。」とありました。
・・・とあるのですが、仕事場に常備してあるのは水煮のツナ缶なので、特に油も足さずそのまま使いました。
余りにも簡単で申し訳ないんですが、これが絶品!ツナマヨよりも滑らかで、奥の深い大人の味。こんなのいくらでも食べられる!なんて言いながら、余りにも美味しいので、惜しくて少しだけ残したほどです。
この週末、暑いから買い物に行きたくない!、オリンピックが見たい!、兎に角、火を使いたくない!というそこのあなた!
もしお家にツナ缶とクリームチーズがあれば、包丁も火もレンジも使わないこのレシピ、是非お試し下さい!超おススメです!
<おまけの画像>
この日のランチ後に
かしわ餅
を食したことを
画像を見て
思い出しました。
僅か3か月まえなのに
既に薄れゆく記憶。