前回↓
に引き続き、お酒のご紹介。
今回は日本酒です。
コロナ禍前は、ワインも日本酒も、デパートなどで試飲して買う事が多かったのですが、コロナ禍を境に試飲サービスはなくなってしまいました。
その代わり、ワインなどは、デパート系やエコ系スーパーのカタログで見かけたセット商品を注文して、自宅まで配達してもらう事が増えました。
一方、日本酒はあまりそういうセット商品が出てないので、今でも店頭で買うことの方が多いかも。
こちらの日本酒は先日、成城石井で購入。
その時、商品の下に書いてあった説明に「うす辛いだけじゃない!辛口だけど、旨みがある・・・」というような趣旨の事が書かれていたので、「うす辛い」って一体なに?と思いつつ、試しに買ってみることに。
今、考えれば、「辛口」と言われるお酒は、いわゆる「淡麗」と表現されるようなさらっとした、言い換えれば、インパクトの薄いお酒になりがちという事だったような気が。
ボトルの首のところに大きく「日本酒度+14.0」と書かれていますが、あまり聞きなれない「日本酒度」という言葉に?となりました。
で、調べてみると、水との比重を計測して、水よりも軽いお酒を+、水よりも重いお酒を-で表すのだとか。
糖分は水よりも重いので、-の度合いが大きいお酒は甘口に。
一方、アルコールは水よりも軽いので、糖分がアルコールに分解されればされるほど、軽くなる訳で、+の数値が高いほど辛口になる、ということに。
詳しくはこちら↓をご覧ください。
なので、+14というのは、なかなかの辛口という事になります。
吟醸酒とは言え、吟醸香はそれほど強くありません。
口に含むと、辛口のお酒独特のピリッとした刺激が舌に広がります。
が、確かに「うすい」というより「しっかり」とした米の旨みが感じられます。
その後で、爽やかな苦みや酸味が追いかけてくる感じ。
これなら、どんな料理に合わせても、料理の風味をそこねることなく、美味しくいただけること間違いなし!
裏ラベルには
喜楽長が目指す酒は「たおやか」であること。麹による深い味わいが滑らかに広がること。この酒があなたの心を優しくできますように。
とのメッセージが。
心を優しくしてくれるお酒があれば、酔って暴れる人もいなくなるはず。お勧めです