久しぶりに帰ってきましたフィリピンの料理シリーズ。今年も引き続きお付き合いくださいませ(初回はこちら↓から)。

 

 

今年最初のフィリピン料理はイボス(ibos)。冒頭の画像を見てもお分かりのように、ちょっと日本のちまきにも似ています。

 

もち米とココナッツミルクをココナッツの葉でくるんで蒸したモノ。ご覧の通り、ココナッツの葉が編んだようになっているので、どこか工芸品のよう。

 

剥いてみるとこんな感じ↓。



 

日本でちまきと言えば、端午の節句の時に食べるお菓子としてのちまきが一番ポピュラーかもしれませんが、フィリピンのイボスはそれだけ食べると甘くはありません。が、砂糖をつけて食べる事が多いので、やはりお菓子的な意味合いもあるようです。

お客さんが来た時やお祭りの時などに出されたりします。私たちが村に滞在している時も、しばしば頂く事が。

 

特に村を離れてマニラに戻るには、必ずと言っていいほど、お弁当代わりに持たされます。しかも、写真のような感じの束にして(汗)。もち米がびっしり詰まっているので、これがかなりの重量。


空港などでは、持参のイボスを頬張っている地元の人を見かける事がありますが、小柄な女性でも次々と口に運んで、かなりの量をぺろっと平げています。せっかく頂いたのだからと、私たちもできるだけ消費しようと、せっせと食すのですが、もち米はお腹にたまるのか、一度に1人1~2本が限度。なので、どうしても残ってしまって、マニラで滞在するペンションのフロントの人におすそ分けすることに(汗)。まぁ、いつもとっても喜ばれるので、無駄にもならず、それはそれで、いいと言えばいいのですが・・・。

ちなみに、ネットで「ibos」を調べてみると、「suman sa ibos(スーマン・サ・イボス)」というフレーズで多数ヒットします。

 

で、ウィキを見てみると、

 

 

「Suman」の項目に「ibos」というのは、ココナッツの葉っぱで作った容器の事だと書かれていました。つまり、「suman sa ibos」というのは、「ibos」の中に入った「suman」という意味のようです。

私たちが通っているO村では、今回ご紹介したようなモノを「ibos」と呼び、もち米に砂糖やココナッツミルクの果肉などを混ぜて、ココナッツミルクで炊いた甘いお菓子を「suman」と呼んでいるので、タガログ語と言葉の使い方が違うようです。

イボスはレストランなどではあまり見かけませんが、もしコロナが収まって、フィリピンを旅行されて見かけられたら、是非お試しあれ!