今年も残すところ1ヶ月となってしまいました。
12月は「師走」と言いますが、今年は初めからずっと走り続けてきたような気がする1年でした。
みなさんにとって2021年はどんな年だったでしょうか?
さて、毎度お馴染み、GRISさんからの贈り物『せいかつカレンダー』@婦人之友社も最後の1枚となりました。GRISさん、今年も1年、楽しませて頂き、本当にありがとうございました。改めまして心より御礼を申し上げます。
12月の絵のタイトルは『サンタクロース』。北澤楽天(1876年 - 1955年)、1914年の作品です。
暖炉の前にたたずむサンタさん。手には子供へのプレゼントらしきお人形が。暖炉に靴下が3つ吊るされているので、どの靴下に入れようか考えているのかも?サンタさんの後ろにはプレゼントがいっぱい詰まった白い袋が置かれています。
サンタさんのいる部屋の向こうには、子供が寝ているベッドが置かれた部屋があり、ビロードの様な生地のカーテンで仕切られています。
暖炉といい、カーテンといい、いったいどんな家なの?と思いますが、ベッドに寝ている子供2人は黒髪でおかっぱっぽい髪型の、いたって普通の日本の子供のよう。その内の1人が起きて、サンタさんの方を見ています。
絵の下にはこんな↓文章が。
サンタクロースが来たのは夢だったのでしょうか。それとも本当だったのでしょうか。
私パペルが子供の頃に住んでいた家は、完全な日本家屋で、サンタさんが入ってこれるような煙突も、暖炉も、靴下をつるすような場所さえありませんでした(鴨居に吊るしたらおかしすぎ 笑)。なので、プレゼントは枕元に置かれるのが恒例。
クリスマスの朝、起きたら、枕元にプレゼントが置かれていて、母に「サンタさんが置いていってくれたよ!」と言われていましたが、煙突もないのにどこから入ってきたのか、祖母も母親も兄も寝ている中を、どうやって気づかれずに枕元まで来てプレゼントを置いていったのか、などなど、謎だらけで、あまり信じた事はなかったような・・・。
このサンタさんを見ている子供は、サンタさんが来たのを信じたでしょうか?
ちなみに、昨年と今年のサンタさんは豊かなヒゲの上にマスクをしているのかも?
【お知らせ】 2019年の夏の終わりにアメブロに引っ越して来て2年余り、なんとか細々と更新を続けて参りました。これも偏にお忙しい中、考えるノートを開いて下さった皆様のお陰です。心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。
が、最繁忙期に突入しているにもかかわらず、あちらこちらから次々と思わぬ仕事が降ってわき、今年中に仕上げなければならない仕事が年内に終わらないかもしれない事態に陥ってしまいました。
というわけで、しばらく更新をお休みさせて頂きます。更新再開はいつになるか分かりませんが、いつの間にかこっそり再開していると思いますので、お時間のある時に覗いて頂ければ幸いです。
ここに来て、新型コロナウイルスの新しい変異株オミクロンも登場し、気が抜けない年末年始となりそうですが、皆様が無事に新年を迎えられますよう、2人で心を合わせてお祈り申し上げます。
では、又、いずれ・・・。
考えるノート管理人 ラピス&パペル(文責)