8月も残すところ3日余りとなりました。にもかかわらず、2ヵ月前の母連れスペイン旅行で増えた体重が、未だに戻りません。(汗)旅行前は、起床時61キロ程度だったのが、帰国当初は2キロ増しの63キロ。しかも、夕食後などは65キロ近くもあったのです!(驚愕)

 これではいけないと決意を固め、既に1ヶ月以上、週3日は自転車通勤に励んでいるのですが、それでもなかなか思うように体重が落ちてくれません。旅行前には、数週間、自転車通勤を続けただけで、体重がグングン減り続け、60キロを切るレベルまで落ち、このまま減り続けると、痩せすぎになるかもしれない、と心配になって、一度に食べる食事量を少し増やしたほどだったのです。
 が、旅行から帰ってみると、いくら自転車通勤しても、以前のようには体重が減ってくれません。(涙)で、食事量も前のレベルまで減らしてはいるのですが、以前ならグングン減ったはずの体重が、62キロ辺りでピタッと止まったように動いてくれません。(冷汗)

 これには、恐らく太ももやお尻に筋肉がついた事も、関係しているかもしれません。筋肉は元々、脂肪より重い上、自転車通勤は定期的に筋トレしているようなものなので、新しくついた分の筋肉が落ちず、したがって、体重も減りにくいという事も考えられます。

 もちろん、もし筋肉がついただけなら、むしろ喜ぶべき事。しかし、どうもそれだけではなさそうです。というのも、旅行前は「6」だった内臓脂肪の数値が「7」に上昇し、そこから下がらないのです。(汗)
 御存じの様に、内臓脂肪とは、摂取された脂肪が血液中に流れ出し、使われないかった為、行き場を失って、一時的に内臓の周りに蓄積されたもの。
 旅行記をお読み下さった皆さんは御存知の様に、スペインはやたらに夕食の時間が遅く、レストランが開くのは早くて午後8時、普通は9時頃ですから、夕食を食べ終わる頃には、たいてい午後10時を回っていました。普段から夜出歩く習慣のない私ですが、旅行中は特に、ずっと超天然パペル母の相手で疲れ切り、夜遊びする元気など残っていなかった私は、夕食後、即ベッドに潜り込む事もしばしば。私が夢の世界を旅していた頃、夕食で食べた霜降りイベリコ豚の脂肪や、サラダにかけたバージン・オリーブ油、更には、デザートに出たアイスクリームの乳脂肪や糖分が血管を通って、知らぬ間に内臓の周りに集まっていったに違いありません。(恐怖)

 しかし、内臓脂肪は溜まり易い代わりに減るのも速く、身体を動かすと真っ先に使われるはずなのです。が、どうもイベリコ豚ちゃんの脂肪は、内臓周りがお好きのようで、長い間、居座っておられます。
 そう言えば、フィリピンでも似たような事があったことを思い出しました。O村での住み込み調査旅行で体調を崩して以来、マニラに戻ってからも、いったんガクンと落ちた体重がなかなか戻らず、ラピスのアイデアで、近所のパン屋さんのパンを夕食代わりに食べ続けたところ、たちまち胴回りが80僂法これはいけないと思って、いろいろやってみたのですが、いったん増えた胴回りはなかなか戻りませんでした。
(詳しくはこちら→http://grtaytay.hp.infoseek.co.jp/smlltalk_02_10_16-31.htm#smlltalk_02_10_17)
 スペインはフィリピンのかつての宗主国。やはり内臓脂肪のつき方にも、何か共通の知られざる秘密があるのかもしれません。

 …などと本気のような冗談のような事を言っている場合ではありませんが、唯ひとつの希望は、体重が余り変わらない割に、ウエストの方はじりじりと減りつつあり、一時的にではあれど、75cm程度にまで戻る事もあります。(喜)やはり自転車通勤の成果でしょうか?これからも地道に努力を続け、元の体重・元の内臓脂肪率・元のウエストに戻したいと決意を固める私です。(決意表明)
 さて、イベリコ豚ちゃんとさよならできるのはいつの日ぞ?

                                     パペル(Papel)