金沢駅 鼓門から徒歩5分くらい
日航ホテル近く
ステーキ山下屋さん横に
10月にオープンした
茶事御料理 田丸茶寮さん
新しい食の楽しみ方と
可能性を教えていただき
ほんと優雅で素敵な時間でした
築１００年を超える町家
ひがし茶屋街から移築した材料もあり
趣と風情が半端ないです
店内も息を呑む優雅さ！
風流…
こういうとこが似合う大人になりたいよね
坪庭まで…
風雅…すごすぎる
この日は
冬の贅沢ランチ・香箱蟹付コース
10,000円をいただきました
まずはれんこんまんじゅう
今まで食べたことがない舌触り
なめらかだけど表面は弾力あるの
中には炭火で焼いたうなぎが！
く〜１品目から唸っちゃうわ
そして楽しみだった
香箱ちゃん！
美しい…２杯分の香箱蟹！
料理長の誠実さが現れる逸品
香箱蟹のカラで出汁を取った
カニジュレがキラキラ！
外子の玉
美しい…
食べるのがほんとにもったいない
なかなか食べられなかった！！
きれいな下ごしらえね〜
うっとり
中も身と内子がきれ〜いに
二層になっています
ぎっちりパンパンに詰まってて
これだけでもう幸せマックス！！
すごい！
どうやって球になってるのかしら
食べてるあいだずーーーっと
天国気分でした
お次は
お刺身
ぶりのお刺身の中に
大根おろしとゆずが入っていて
まかれてる
斬新！
こんな鰤初めて〜
アラも濃い味
イカもきれいに丁寧に細かく
包丁がいれられてて
ねっとりさが半端ない
そしてわさび
静岡のだって
わさび苦手な私だけどこれは
このまま食べても美味しい
わさび美味しいって思ったの初めてかも
最初にすっごいドドンパみたいな
強刺激のツーンが来るけど
すぐ抜けて爽やかで後味ほんのり甘いの
本物はこうなのね
いろんな旨味がぎゅっと
6,4kgのめじまぐろを藁焼きに
や〜んわらかい!
そこに特製醤油をたらした
源助大根おろしが
きゅっと味を締めてくる
美味でござりまするーーーー
お皿もビビットで目がさめるよう
鰤の幽庵焼き
柚子醤油
下に甘めのおひたしがあって
一緒に食べたらいい味なのよ
これがまた
まだ31歳、若い料理長の柔らかい発想
それを受け止め大きな包容力で育てる
オーナーの懐の大きさ
互いのインスピレーションがシンクロし
信頼でよい料理が生まれていくのね
揚げ物
カマスとエリンギ
面白いよね!
出汁がめちゃうま！
目にも心にも美味しい料理
感動の品ばかりです
ラストは
炊き込みご飯！
めーーーちゃ美味しかった！！
鯖と五郎島金時の炊き込みご飯
鯖のいい脂と旨味
芋の甘さ、野菜のパワー
全部が合わさってさらに旨味増
おかわりしちゃった♪
お抹茶、点てていただいた
甘味も美味しかった〜
金沢はちみつ、柿、マスカルポーネ
この組み合せが他にない美味しさに
丼で食べたいくらい
むちゃうま
田丸茶寮は料理の前に
この町家の中を
案内してくれるんです
まず２階にあがると
オーナーと料理長が毎朝
白山から汲んでくるお水を
白湯にしたのをいただきながら
芸術作品を見ながらの語らい
すごい
尖ってる
お酒を飲む器らしい
飾りかと思ったら実用品だった
当時のままの窓
別のお部屋もみせていただいた
朱塗りの壁が金沢らしい
ここにもたくさんの作品があるけど
これが際立っていた
博多人形✕大谷選手らしい
お顔は博多人形よね
お皿らしい
食べるときドキドキして
胃がきゅっとなりそ笑
これもすごかったわ
見てておもしろい
異世界のような壺ね
漁師の孫なので
使い古した蛸壺にも見えちゃう
生命がテーマの壺
生々しい生を感じるわね
どう感じるか、よね
芸術って
ほんとは最初に
いろいろ観てからのお食事なのよ
下でも建物の事を
いろいろ教えていただいた
この階段も基準に満たないので
階段の縁取りをひがし茶屋街からもってきた木で補強
100年前と現代のいい融合ね
防空壕があったらしい
見所がいっぱい
トイレも
男川・犀川
女川・浅野川
をイメージして作られている
どっちがどっちでしょうか
灯りを見るのが好きだ
銀箔の壁
今は夜の部18時半スタート
15000円のコース料理だけらしい
内容はこれより多いんだって
若い料理長とおもてなし担当のオーナーのアツい料理を楽しんでみてね
田丸茶寮
月曜定休
