六本木一丁目駅から5分ほどのところにある鮨 四心へ。
ミシュラン3つ星の懐石料理で修行をされた
感性豊かな若き大将による唯一無二のお鮨が楽しめると評判のお店。
和モダンな雰囲気の店内。
カウンター8席と個室もあります。
四心コースにペアリング6種のコース(27500円)を頂きました。
まずはドラピエのシャンパンで乾杯。
ぶどう本来の旨みを楽しめるシャンパーニュ。
スペシャリテの鮪とアボカドのタルタルからスタート。
フレンチのような美しいビジュアルのお寿司とシャンパンのマリアージュにスタートからテンションが上がります。
<海老真薯のお椀>
フワフワの海老真薯に上品な味わいのお出汁。
<じゅんさいとムラサキウニ>
プルプルっとしたじゅんさいにムラサキウニを合わせたで初夏らしい一品。
続いてのペアリングは、白身のお魚に合わせて白ワイン。
フランス ロワール地方のミュスカデは爽やかな味わい。
握りは白ムツからスタート。
脂がのっていて口の中でとろけます。
<三重県 アオリイカ>
細かく包丁が入っていて、ねっとり甘くて美味しい。
<徳島県 白甘鯛>
1週間寝かせて塩で〆た白甘鯛は旨みが凝縮。
<カマス>
水分を抜いて塩と昆布で仕上げたカマスは、ふっくら柔らかくて、絶品。
続いてのペアリングは、マグロに合わせて日本酒です。
<神奈川県伊勢原の古川酒造の雨降(AFURI)>
トロピカルフルーツを思わせる華やかな香りのお酒。
マグロは鳥取県境港の本マグロ。
<中トロ>
定置網漁の本マグロなので身が柔らかく、とろけるような味わい。
柵付けの赤身はビジュアルも美しく、味が濃すぎず、ちょうどよい塩梅。
この日の大トロは筋が入っているからと薄くスライスされているので、食感が良く、上品な脂が楽しめました。
続いてのペアリングはウイスキー
グレンアーモンドをソーダ割で。
まろやかな甘みのモルトウイスキーです。
<鮎とクレソンの春巻き>
パリパリっと香ばしく揚がった春巻き。
琵琶湖の稚鮎のほろ苦さがいいですね。
<茶碗蒸し>
白魚が入ったなめらかで優しい味わいの茶碗蒸し。
梅の酸味が良いアクセントに。
続いてのペアリングは日本酒。
出雲富士の純米吟醸はフルーティーですっきりとした味わい。。
<長崎県 鯵>
今が旬の脂がのった鯵は細かく包丁が入っていて、あたりネギが旨みを引き立てます。
<苫小牧のホッキ貝>
軽く炙っているので香ばしく、レア目な食感もいいですね。
<淡路島 由良の川勝のウニ>
淡路島 由良のムラサキウニは上品で味わい深く、てんこもりで頂けると幸せすぎる。
<鹿児島県 車海老>
先ほどまで生きていた新鮮な車海老を頭から尻尾まで1口でパクっと。
甘くて美味しかった。
続いてのペアリングはラム酒。
グァテマラのラム酒 ロンサカパをロックで。
<長崎対馬 穴子>
ふっくらフワフワ~で口の中でとろけました。
<玉子焼き>
蒸しパンのようなビジュアルですが、玉子焼きです。
<あら汁>
この日頂いたお魚のあらを使ったあら汁。
様々な魚介の旨みが凝縮して美味しい。
<玉子焼き>
表面がキャラメリゼされていて、プリンのようなデザート感覚で頂ける玉子焼きでした。
江戸前の伝統をふまえつつ、大将の現代的な感性が光るお鮨とお料理に、
ソムリエさんによるペアリングも楽しかった。
優しくて感じの良い大将をはじめ、お店の方達の温かなおもてなしも素晴らしく心地の良いお店でした。
◆鮨 四心◆
東京都港区赤坂2-22-11
メイプルアーベント赤坂 1F
03-5544-8768