7月25日恵比寿にニューオープンした鮨 恵比寿 幸凛に行ってまいりました。
鮑やフカヒレなど高級食材を使用したコースがなんと10000円(税抜)!!
コスパ抜群のお鮨屋さんです。
大将の木福昌幸氏はすし一筋30年以上の大ベテラン。
伝統的な江戸前寿司を基調としながら、ここでしか食べられないオリジナリティ溢れるお鮨やおつまみが楽しめます。
お酒は、お鮨に合う日高見の芳醇辛口純米吟醸を。
コースのスタートは、スペシャリテの「蒸し鮑肝添え」
程よい歯応えを残しつつ柔らかな鮑の酒蒸しに、肝を和えたご飯はお箸が止まらなくなっちゃいます。
<枝豆すり流し>
なめらかなのど越しで、優しい味わい。
とても暑い日だったので、涼を感じさせてくれるお料理が嬉しかったです。
本日の珍味
自家製の甘エビの塩辛、穴子の肝山椒煮は塩気が強すぎず、塩梅も絶妙。
日本酒のアテに最高でした。
マハタ
しめたてのマハタは、食感が強いのであえて薄造りにしているそうです。
上品な味わいでポン酢で頂くとふぐのような感じ。
<メジマグロ>
炭火で焼いているので、香ばしい香り。
カイワレ、茗荷、大根のつまのシャキシャキっとした食感が、良いアクセントになっています。
握りはスペシャリテの「フカヒレの握り」からスタート。
艶やかな赤のお皿の上に高級食材のフカヒレがまるで芸術作品のような美しさです。
ホロホロとほどけるようなテクスチャー。
煮汁の餡もシャリにマッチしています。
<スズキ>
4日間寝かせたスズキは旨みがしっかり。
<本マグロ赤身漬け>
きめ細やかでもっちりとした食感。
漬けの塩梅も程よく、熟練の技を感じます。
<本マグロ 中トロ>
夏ならではの程よい脂のノリで美味しかった。
<真鯵>
あたり葱が良い仕事してます。
表面を炙っているので、皮目は香ばしく、脂がとけてとろけるような味わい。
コースには入っていないのですが、ウニを追加オーダー。
濃厚で甘くとろけます。
<玉子>
帆立のすり身、芝海老のすり身を使用した玉子焼きの2種類。
食べ比べをするのも楽しいですね。
<穴子>
フワフワっと柔らかで、思わず顔がほころんでしまいます。
<トロタク巻き>
とろで巻く贅沢すぎるとろたく巻きにびっくり!!
山葵をたっぷりのせて頂くのが、丁度良いんです。
<お椀>
お椀はアサリのお椀。
アサリの身は入っていないのですが、アサリの旨みがしっかりと感じられるお椀なので、大量のアサリを使っているようです。
アサリの身は今後、佃煮などにされるそうなので、こちらも楽しみですね。
マグロ仲卸「樋長」や魚卸「山治」など一流店も扱う仲卸から仕入れた極上ネタの数々、そして熟練の技。
この内容で、10000円とはほんと驚きです。
スタイリッシュな内装ながら、温かなお人柄の大将のせいか、
肩肘はらずに寛いでお食事が楽しめる雰囲気。
これから大人気になりそうな予感のお店です。
◆鮨恵比寿 幸凛◆
東京都渋谷区東3-17-14
クリスティエビスビル2F
03-6427-3423