新橋演舞場近くにある料亭 米村へ。
昭和4年創業、100年近くの歴史があり、財界人や小説家、画家など数多くの方達に
愛されて来たお店。
食生活文化賞を受賞された板長が伝統の味にこだわり、旬の食材を使用した「江戸料理」が頂けます。
坪庭が眺められる個室のお部屋へ。
シャンパンで乾杯~♪
<先付 鳥肝醤油漬け 鶯豆 筍 菜花浸し>
旬の筍と菜の花の組み合わせ。
春を感じさせてくれるお料理に顔がほころんでしまいます。
<前菜 車海老艶煮 燻鱒手毬寿司 のし梅羽二重 粟麩田楽 たらの芽
鰯奉書巻 梅肉 生姜>
華やかな前菜盛り合わせ。
ちょっとづつ色々なお料理が頂けるのが嬉しい。
これは日本酒が飲みたくなっちゃいますね。
ということで日本酒をオーダー。
<梅錦 大吟醸 大吟辛口>
なめらかでコクのある辛口のお酒は和食によく合いますね。
<お椀 穴子千本巻 海老芋 巻湯葉 梅人参 鶯菜 木の芽>
穴子千段巻きが入ったお椀。
彩りも美しく、人参の飾り切りに職人技が光ります
<刺身 福扇包 鉄皮 鮟肝 鴨頭葱 木の芽>
包みを開けるとフグのてっぴが入った福翁包み。
江戸料理ならではの粋が感じられますね。
<焼物 鰤蟹味噌焼 金柑蜜煮>
ふっくらと焼かれた鰤は蟹味噌を合わせて頂きます。
金柑の蜜煮が良い箸休めに。
<八寸 若鳥 小原木長芋 軸菜>
しっとりとした鶏とシャキシャキの長芋。
胡麻酢の塩梅もいいですね。
八海山と一緒に楽しみました。
<中皿 帆立柚香漬>
<強肴 江戸甘味噌漬ローストビーフ 小とまと ブロッコリー>
牛肉の味噌漬けは江戸時代に将軍に献上されていた料理なのだそう。
ローストビーフで現代風にアレンジ。
板長自ら目の前でカットしてくださるのも嬉しいですね。
ほどよくサシが入ったしっとり柔らかなお肉、お味噌の味つけも美味しい。
<食事 鯛めし>
〆は名物の鯛めし。
石鍋でパチパチと弾ける音や香ばしい香りに五感が刺激されます。
蕎麦の実が良いアクセントになっていて、おこげが又、美味しいんですよね。
<水菓子 グレープフルーツ 苺 黒豆 洋酒ゼリー寄せ>
2種類のグレープフルーツの下には苺と洋酒のゼリー。
<甘味 正油ぷりんぜんざい きなこ>
デザートもオリジナリティがあって、楽しいですね。
お醤油の辛みとプリンの甘みのバランスも絶妙でした。
お部屋はカウンターのお座敷席から6名、14名の個室があるので、会食や
家族の集まりにもオススメ。
芸者さんを呼んでお食事をすることもできるそうです。
東京で芸者さんを呼べるお店はわずか6店しかないそう。
日本の食文化や花街の文化も楽しめる希少なお店です。
東京都中央区銀座7-17-18
050-5492-2930