それでは、2回に分けて、

“宇宙が味方する秘伝法”をお伝えしましょう。


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今回は、瞑想段階から願望を潜在意識に引き渡す

方法のひとつ『イメージ法』の具体的な方法をご紹介する。


これがうまくできれば、あなたの願望の50%は
成就されたと思ってよい。


ただ、イメージ法には何種類もの方法がある。

今回は、基本に沿ったもっともオーソドックスな方法を

紹介するが、これが合わない方もいるだろう。


回を迫ってさまざまなイメージ法を紹介するので

自分にあった方法を選んでいただきたい。


【イメージ法】


1.基本状態


以前ご紹介した瞑想を行い、全身がくつろぎ、

じつに平和な雰囲気があたり一面をおおっている

気持ちに成ったとき。


2.イメージすること


もちろん、あなたの願望である。

ただし、実現が絶対不可能なことをイメージしてはいけない。

たとえば、自身が魚になって大海を泳いだり、鳥になって空を

自由に飛びまわるようなことである。

これらはイメージ法ではなく妄想である。

これが、あなたが潜水艦や飛行機を操縦して自由に大海や大空を

巡っているという、可能性のあることであればイメージ法に値する。

また、その願望が他人を傷つけて得るものであったり、

他人を踏み台にして実現するものはイメージ法に値しない。
(詳しくは、後に明らかにしていく)


3.イメージの仕方


あなたの願望が達成された状況を頭の中で画相(視覚化)

として思い描く。その画相のなかには願望が実現し喜ぶ

あなたの姿も必ず入れる。つまり、成功した自分の姿と状況を

天井から眺めるように俯瞰(ふかん)で見る。

また、その画相からはビデオを見ているように声も聞こえてくる。

もちろん、あなたの喜びの声だ。


〔例〕願望=売上倍増(FCの場合)


「●●店長、おめでとう。今月は全国売上店1位となった。

 次回表彰式の際は、褒賞金も用意されている。

 その調子で、今後も頑張ってほしい」

「ありがとうございます。これも本部の方のご指導のおかげです」
「やはり、君が発案したメニューが相当貢献しているようだ。

 ●●店長の評価は本部でも高い。身を粉にして頑張っているようだが、

 たまには家族サービスも忘れんように。どうだ、家族で骨休みに

 温泉旅行でも行ったら」

「ありがとうございます」


4.実践中の注意


★必ず実現できると確信する
★不安感(たとえば願望実現を阻むこと)は一切イメージから排除する
★達成されたことを思いウキウキし、思わず笑みがこぼれる
★達成したことに没頭し、達成後のことを次々と想像していくものだが、
 まずはひとつの願望達成のみでイメージ法を打ち切る。

 なぜなら、達成後を次々と想像していくと、必ず不安(負)のイメージが

 わいてくる。


5.イメージ法の打切り方


画相に映っている自分を、実際の自分のほうに向かせて、

目を合わせ、実際の自分がイメージの自分に

「おめでとう、よかったね」と祝福の言葉を言ってやる。

そうして、ゆっくりと目を開き、現実に戻る。

こうして、瞑想からイメージ法の一連の実践が終了する。