「必ず成功すること、

 望みがかなうことを信じなさい」


「具体的に目標や夢を思い浮かべ、

 それが達成されると信じなさい」


よく成功ノウハウに登場する言葉ですが、

頭ごなしに「信じろ」といっても無理だと

思います。


そんなことで経営が成功したら、

こんなに苦労はしませんよね。


特に過去に失敗経験をしている方なら、

「そんなに経営は甘くない」と思うでしょう。


慎重と不安、不確かな将来、

お金の動きという現実・・・


最悪のシーンを思いだし、夜も眠れない・・・


なのに、従業員は給料だけは、

しっかりと主張してくる・・・


利益がでなければ、払うべきものも払えない・・・


銀行も貸してくれない、

いや、さっさと返せと、引きはがし・・・


そんな想いが、

「信じる力」を失わせているんです。


貴方は信じていたはずです。

少なくとも、独立起業の時は。


そうでなれば、とても独立・起業なんて

できやしません。


無謀だと思われても、ささいな確信や

一縷の望みを賭けて、イチかバチかの勝負!


そう、貴方はまさに自分と自分の将来を

希望をもって信じていたはずです!


今の貴方にそれがないのです。


だから、まずあなたが今すべきことは、

独立起業の時のように、ウソでもいいから

「信じる」ことなんです。


「絶対に店を軌道に乗せる!」

「絶対に売上を2倍にする!」

「絶対に事業で成功する!」

「絶対に不況に負けない!」


経営者なら、強い想いを失ってはだめです。

その強い思いを抱き、自分を信じていれば、

どんな孤立無援の貴方にも、

手を差し伸べてくる人がいるのです。


これは、気休めでなく、

経営で成功している人

すべてに共通する法則なんです。


独立起業の際、貴方の背中を

押してくれた人は誰ですか?


よく、振り返ってみてくださいね。


(続く)