大河ドラマの徳川家康が終わってからの日曜日の夜は
翌朝の仕事の準備をしていることが多いのですが、
昨日は夕方から準備を始めていて余裕があったので
久しぶりに、NHKで放送されている「ダーウィンが来た」を見ました。
昔は毎週子供と一緒に見ていて、
子供が大きくなって見なくなってしまったあとも
しばらくは1人で見ていたくらい好きな番組でした。
特に好きだったのが、ライオンが取り上げられている回で
獲物を狙うライオンと、なんとか逃げ延びようとする動物との攻防を
ワクワクしながら見ていました。
今回は巨鳥レアが取り上げられていましたが
次回はなんと、砂漠キリン対砂漠ライオンという
僕が最も好きな内容で、とりあえず次週は必ず見ようと思いました。
◼自分の仕事や会社に誇りを持てるようにする
今年の初めくらいに、石川県の鉄工機電協会様の集まりで
講演をさせていただいたという話を書きましたが、
同じような流れで福井県建設鉄工協同組合青年部様の集まりでも
先日講演をさせていただきました。
今回も「会社が成長するために必要なこと」
というテーマで1時間くらい話をさせていただき、
その後は、事前にいただいているものも含めて
質問にお答えする時間を30分くらいとりました。
事前に聞いていたのは質問というより、課題に感じていることで
「危険、きつい、汚いと言われる業界で
どんな仕事をしているか中々分かってもらえない」とか
「採用や人材教育など会社を変えようとしても
年長者の意見が強く、職人気質の現場で変わることに抵抗があり
新しいものを取り入れにくい」といった内容でした。
そして、人材不足、採用難という課題も
もちろん取り上げられていました。
これらの課題に関して、土木業をやられている当社のお客様から
素晴らしい成功事例をお聞きしたので、
その内容をお伝えさせていただきました。
その会社さんはSNSで自社の発信をどんどんやっていて
数年前までは全く採用できなかった新卒を
今では1年で5人も採用できるようになっています。
これを聞くとSNSでの発信をやればいいのかとなりますが
実際はそんな単純な話ではありません。
その会社の社長はSNSでの発信を始めてから
結果が出るまでに何年もかかったとおっしゃっていました。
ですが再生回数はそこまで増えたわけではないともおっしゃっていました。
では何が変わったのかというと、これは僕の推測なのですが
その会社さんがSNSの発信で
それだけの成果をだせるようになったのは、
SNSで発信されている内容を自社の社員の人たちが見て
自分の仕事や会社に誇りを持てるようになったからだと思っています。
いくら外向きに良いことを発信しても
実際に中で働く人たちが自分の仕事や会社に誇りを持っていなかったら
会社を見に来ればすぐに偽物だと伝わってしまいますし
例え入社してもすぐに退職してしまい悪い噂が広がっていくだけです。
まずやらないといけないのは自社のスタッフの意識を変えることです。
これはなかなか難しいのですが
SNSでの発信でやっていくのはすごく良い手だと思います。
自分たちがやっている仕事はすごく大事なんだとか
会社の良さを直接社員に伝えても、
何を言っているんだと聞き耳をもちませんが、
外向けに発信していてその内容に対して
社外の人が多少でも反応してくれると、説得力が増して
じわじわと浸透していくのだと思います。
講演でもオススメしましたが、
このブログを読んでいる人で同じような課題をお持ちの方は
ぜひSNSでの発信をやってみてください。
ただし、目的は自社のスタッフに仕事や会社に対して
誇りを持ってもらうためにやっているという意識と、
結果が出るまでにはかなりの時間がかかるということを忘れず
頑張って続けるようにしてください。
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