使用している物流センターが手狭になってきたので
来年の10月稼働を目指して増築することにしました。
投資予定額が7億5000万円と大きい金額になるので
先日、取締役会での決議と、適時開示を行ない
地元の新聞にも掲載していただきました。
今の物流センターは売上50億までの想定で建てており
それを超えるタイミングで増築する計画を初めから組んでいました。
今期は売上が60億を超え、来期はさらに増えるので
タイミングとしてはちょっと遅すぎで
たぶん完成前の倉庫はパンパンになっていると思います。
増築によって、およそ2倍の保管力になるので
売上120億までは行ける予定です。
順調に20％増の成長を続け、2025年には
また手狭になっちゃったと言えるように頑張ります。
◼ 願望が先か、時間の投入が先か
これまでの講演や取材などで
なぜ上場できたのかとか、
上場に必要なものは何かという話題になったときは
成長戦略と人の力（組織力）の話をしてきました。
成長戦略がしっかりしていないと、会社を成長させられないどころか
そもそも上場準備を手伝う証券会社が協力してくれませんし、
人の力（組織力）が弱いと、上場や成長の負荷に耐えられません。
会社を上場させたいのであれば
成長戦略と人の力（組織力）、この2つが重要になります。
ただそれ以前に必要なのが
どうしても上場したいという社長の願望です。
竹田先生のランチェスター戦略でも
会社をどこまで成長させられるかは社長の願望や熱意次第で
その要素が53％をしめると伝えているように、
上場できるかどうかも、社長の願望がどれだけ強いかが
半分以上締めているように思います。
どんなに大変な状況になろうが
どれだけ他の人に負担をかけようが
どうしてもやりたいと思える強い願望が必要ですが、
そこまでの願望を普通に持てる人は、日本人では稀です。
僕自身もそこまでの強い願望を持てるタイプではなく
社長には向いていないのではないかと思った時期もありました。
では、そういう人はどうすれば良いのかというと、
ここまでやったからには、どうしても実現したいと思えるくらいの時間を投入します。
多くの時間を投入し、強い願望を手に入れるということですが
本当に願望が強い人は、間違いなく多くの時間を投入するので、
願望が先か、時間の投入が先かで、結局同じことになります。
実際僕の場合も、上場準備に入ってからは
仕事に全集中をして、いろいろなことを我慢していたので
上場前の2年間は、頼むから上場を実現するまで
僕の命を奪わないでくれよと、神様によく祈っていたくらい笑
上場したい願望が高まっていました。
なので、人がやめてしまったり、解決が難しい問題が起きたり
いよいよという時期になって延期させられたり
証券会社さんからダメ出しがあっても、
絶対あきらめず上場までたどり着くことができたと思っています。
社長の願望が大事だというそんな話を
僕が解説するランチェスター戦略の動画で伝えています。
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