KLから帰国。最後のディナーは客家飯店でスチームボート。

現地でアテンドしてくれたアクマルさんの弟さんで米の流通ビジネスをやっているアジワドさんと、音楽イベントプロデューサーで音楽配信ビジネスをやってるアディラさん、そしてあと1日滞在するアッタの戸井田さん、佐々木さんで記念写真。

200席ほどのオープン席のこの店、スチームボートが人気のようです。

しばらくすると、天井が自動的に空き、席からライトアップされたツインタワーが見えるサプライズ。



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「客家飯店」。スチームボートが有名

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これがスチームボート。塩味のきいた透明の

鶏ガラスープに白菜、魚のすり身ボール、

牛のひき肉ボール、豚もつ、海老、空芯菜、

鶏のモモ肉、揚げ湯葉を順番に入れながら

食べます。

〆は残ったスープにラーメンと春雨、それにレタス

を入れてとき卵をかけて仕上げ。

これ、日本でも絶対ウケるよね。





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アッタの戸井田さんと佐々木さん。

最終日はは二人で街中を歩き回るとか…



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みんなで。左端がアジワドさん、右から2番目が

アディラさん。二人ともイスラム系なので、豚肉

がダメ。中華系の料理はNGなんだって。

牛もハラル(イスラムの御祓い)済みじゃないと

口にできない。


この“ハラル食材”を中東産油国や周辺のイスラム圏に供給する“食材ハブ”になるのが、マレーシアの国策の一つなんだって。現地では“WAGYU(和牛)”ブーム。産油国の富裕層などに向けて大きなビジネスチャンスがある。

“ハラル和牛”は宝石、と言われる日が来るよ、きっと。


今回の滞在で、私のミッションは、

・モダンマレーシア料理の現状と日本で展開する場合の可能性についてのフィーディビリティスタディ。

でも、KLではオーセンティックマレーシアと屋台などで食べられるローカルフードがほとんど。

ミドルアッパー向けのショッピングセンターや外国人などが集まるお洒落エリアにはいくつかのモダン系が。

でも、味は同じで、盛り付けや提供法が洗練されている程度。

“進化”を期待していたけど、まだまだ。やはりネイティブ向けのレストランでは限界があるのか。


それに対し、チャイニーズ、インド系のスタイルと融合したマレーシア料理は、レベルが高かった。

東京でモダンマレーシアをやるなら、スタンダードだけでは難しい。このチャイニーズスタイル、インディアスタイルをどう取り込むかがポイントになるかも。

インド系の「ロティチャナイ」は代官山「ジョムマカン」 の人気メニューになってるよ。


それと、面白かったのは、まだ日本ではたぶんほとんど食べられないニョニャ料理とペナンストリートフード、そしてチキン系の専門料理。

ニョニャはやはり一部の中華系マレー人の間で広がった家庭料理。

KLのチャイナタウン「オールドチャイナカフェ」で食べたけど、

「これ、絶対日本人に受ける味だね」

とみんなで感激。ホントに旨かったのだ。


ペナンストリートフードは、リゾート地のペナン島の比較的新しいファーストフード的な料理。

麺料理「LAKSA」が代表的。ペナンに通う日本人なら、知ってるはず。


チキン系はやはりハイナンチキンライスがポイント高いと思う。

タンドリーチキン専門店もショッピングモールには必ずあった。これもインド系フードだけど、東京ではイケルかも。

それと、単品ではバクテー(中華系骨付き豚肉の漢方鍋)とスチームボートもOK。




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「オールドチャイナカフェ」で食べたニョニャ料理。

これは日本人の口に合う!




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イスタナH「タマン・サリー・ブラッスリー」で食べた

「ASAM LAKSA」(鶏のラクサ)。

ペナンフードの米の麺料理。

代官山ジョムマカンにもあります。



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日航ホテルの近くにある「ロータス」の

ロティチャナイ。これ、インド系のフツーの朝食。

ドリンクはティタレ。パンによく合います。

これもジョムマカンで食べられます。



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日本の観光客はほとんど行かない現地人気店

の「バクテー」。隣は観光ガイドに出てる有名店



客家飯店でタクシーを呼んでもらって、KUL国際空港へ。

もう夜9時を回る。11時30分という夜中のフライト。

金曜の13時30分に成田を発ち、その日の現地時間9時過ぎにホテル着。時差は1時間、マレーシアが早い。

帰りは現地時間月曜11時30分発。

そして成田着が翌火曜日の8時30分。4泊5日(一泊は飛行機の中)。



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クアラ・ルンプール空港。旅の最後




KUL国際空港のロビーでフライト待ち。

何事もなく帰れると思ったら、機内に乗り込んだ途端、

「本機は電子系統に不具合が見つかったため、機体整備を行います…」

のアナウンス。

なかなか次のアナウンスがないまま、変なエンジン音やら不気味な機械音が機内に響き始め、

「ヤバイな~。飛べるかな~。このまま無理して飛ばんでもいいんよ~。仕事の現場かゴルフ場で死ねれば、いつ死んでもいいとは思ってるけど、飛行機事故はイヤだな。家族に遺書でも書いとくかな~」

なんて不吉な思いが頭をよぎる。離陸できずに、飛行機炎上なんてイメージが。

結局、4時間待たされた。なのに、機長からはほとんどアナウンスなし。

これってホスピタリティないね。マレーシア航空に対するイメージ悪くなっちゃったよ。


で、朝8時20分に成田に着く予定が、結局10時40分。…疲れました。。

機内では一切アルコールなし。こんな長い時間、アルコール(ビール)抜いたの久しぶり。

帰りの成田エクスプレス車内で、12時間ぶりのビール。旨かったです。



明日は羽田8時40分発で金沢へ。DD松村さんと 一緒に講演です。

金沢倶楽部 、すごい力が入ってます。

金沢エリアの飲食店経営者中心に、定員150名のところ、申込みがオーバーしているとか。

これも、DD松村さんの話を聞きたいんだな、って感じ。

金沢出身のゼットン・稲本さんもビックリってところかな。私は刺身のツマですから、渋めの脇役をつとめたいと思います。

やはり金沢出身のゴーゴーカレー宮森さんは、講演を聞きに来てくれるそう。

講演後、大懇親パーティーがあるとかで、とても楽しみです。