破滅 | あの日の時間をさがして

あの日の時間をさがして

ライティングヒーラーをめざして。

破滅は加速して、嫌悪感に押し潰されそうだった。

傷つける事で、深い痛みを忘れる事ができる。

縋るように、祈るように、そんな時間を共有してた。

どうしようもない。

そうする事でしか、私たちは生きてはいけなかった。




この二人に救いなんてないよ。

そう、あいつは死んだ。
そして、あたしも死んだ。