今日のトピックは

 

「Talking Trees」

 

映画やアニメ、ドラマではお喋りをする木がよく出てきますが、実際に木って喋るの?

 

この謎を英語でおしゃべりしながら、ビデオと記事のリーディングで解いていきます。

 

まずはWarming Upとして、根っこが絡まった2本の木の写真を見て、木同士の関係や、もしその2本の木が話をしているとしたら、何を話しているだろうかなど、ワイワイ言いながら英語でディスカッションをします。

 

次はVocabulary。1~6までの例文に含まれる単語を、前後関係から推測したのち定義を選びます。日本語を介さずに文の中から推測するので慣れないうちはかなりハードですが、受講生のみなさんはスイスイ解けるようになってきました。でもただ解くだけでなく、これらの単語を使って瞬間英作文をすることも忘れません。使ってみないと自分のものにならないですよね。

 

 

次に、ビデオの前半を見て、穴埋め問題をします。ビデオは「オズの魔法使い」のリンゴの木が喋るシーンで始まります。

 

 

木が地中の菌類に栄養を与え、その菌類がお返しに木に栄養を与え…このシステムによって森の中の木々が互いつながりを持ち、コミュニケーションを取っているとか。また、虫などによる被害を被らないよう、空中に何かしらの信号を出して警告を与えているという説もあるそうです。

 

森の中に生息している木にはhub treeと呼ばれる中心木があります。hub treeは森林の47本の木とつながっていて、もしそのhub treeを切り倒してしまうと、他の47本の木も失われてしまいます。

 

このように要点をつかんだら、ビデオの内容についてディスカッションをします。例えば、「ビデオを見て一番驚いたことは?」など。

 

ビデオによる学習が終わったら、次は「話す木」について科学者たちの研究についての記事を読みます。今回はオーソドックスな読み方で、①Skimming(概要をつかむ読み方) ②Scanning(詳細を探しながら読む読み方)の2本立てです。

 

①Skimming

各段落のタイトルがランダムに並べられているので、ざっくりと読みながら各段落にタイトルを入れます。キーワードをうまく拾って大まかな内容をつかむ練習です。これは、IELTSなどの長文問題を解くときにも役に立つ読み方ですね。

 

②Scanning

内容を理解しているかどうか、詳細をつかみます。質問文には、本文と同じ単語が使われることは少なく、語彙力なども試されますね。

 

今回のReadingでは、文脈から語彙の意味を理解するというセクションがありました。初学者に多いのが、知らない単語が出てきた時点でパニックに陥り、この文章は自分のレベルに合っていない、難しすぎると放り出してしまうことなのですが、知らない単語でも前後関係からわかることって多いんです。それを選択肢から選ぶ問題がついていました。

 

 

そして最後にディスカッション・タイム。ビデオや記事に出てきた表現について理解を深めたり、さらに話を広げて、森の未来について話したりします。

 

時間があれば、オプションとしてビデオに登場した映画や、お喋りをする木が出てくる映画について話をします。

 

「木が喋る」なんて突飛な発想ですが、科学的に研究されているのがとても興味深いですね。実際に人間と木は話せないですが、もし話せるとしたら殺人事件の現場に立っている木が犯人を教えてくれる、なんてことがあるかも知れません(≧▽≦)

 

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