明日から囲碁天元戦が始まりますが、その挑戦者となった関西棋院の結城聡九段についてです。
若い頃から才能を認められていたいわゆる天才型の棋士です。
幾多のタイトルを獲得していますが、7大タイトルにはもう少しのところで手が届きません。
テレビで解説に立つと懇切丁寧にわかりやすく話します。NHK囲碁講座の講師も担当しました。
弱点は、対局中に「キレて」しまうこと。優勢な局面でポカをしたりすると、集中力が途切れグダグダになってしまいます。
その態度たるや、端からファンが見ていてもはっきりわかるほどです。
宿命なのでしょうか、天才型の棋士にはこのタイプを見かける気がします。
今回の5番勝負では、キレずに頑張ってほしいものです。