手のひらにうるおいを | 「魔法使い」の弟子

「魔法使い」の弟子

シロートの、シロートによる、
シロートの為のオンガク日記

さあ。

秋がやって来た。
ヴァイオリニスト、秋冬。

そうだ。

ハンドクリームだ。

ぼくは自慢ではないがハンドクリームは使ったことがなかった。
まあ、年末調整とかで紙を触りまくるとカサカサになるけど・・・そのときはお店のテスターを使わせてもらっていた。一回二回つけると治っていたのだ。

ヴァイオリン弾くようになって、指先に気を使うようになった。
なぜなら。

師匠はなぜか、ぼくより年上なのに、指先ツルツルなのだ。
女子力が炸裂しているのだ。
ついでに、手の甲までツヤツヤ若々しいのだ。
血管すら浮いていない、とても美しい手なのだ。(誉めてもなんも出んぞby師匠)

ぼくの手、なんか年寄り臭い。
腱とか血管ぐりぐり浮いてるし、何より赤黒い。
カサカサはしてないけど、シワシワしてる。

そんなことに気づいて、形から入る典型例のふーたはハンドクリームを買うようになったのです。
まあ、赤黒いのは肌の色と日焼けなので別のアプローチしないといけないのだけど・・・シワシワはましになるよ。
それに、選ぶの楽しいし。すごいいいにおいのとかあるし。簡単に女子力が上がった気がするし。手の皮膚なのでおいそれとは荒れないし。

今年は何にしよっかなぁ。
プチプラなのにさらっと潤う毎年安定、定番のこれかな。
いや、高級な女子力を炸裂させて、これにしよっかな。
バラの匂いをさせるぞ。もう女子の香りしかしないぞ。それも女子更衣室じゃなくてなんか・・・フランスのマドモワゼールのかほりだぞ。
パッケージも大事だよね。持ち歩くなら、かわいいのがいい。
ユースキンだからそこそこ潤うしな。
・・・・・・

・・・・・・・・・ん??

アカン。
騙されるな、ぼく。

ハンドクリームは香りのときめきか、実用性を選ぶのだ。

売り場の看板に惑わされては・・・小さい液晶パネルの宣伝に惑わされてはならぬ。
ならぬのだ!!



はい。
騙されました。

いや、いいのよ。
アトリックス。安いし、べたつかないし、潤うし。

でもね。
香りがあんまりときめかないの!!
柚子の香りなのに、参観日の化粧の匂いがするのよ!!
これなら、最初の無香料のコエンザイムのやつにしたのに!!

でも愛の挨拶にやられたの!!

仕方ないので職場でヘビーユーズして使います。塗って三分もすれば書類が触れるのである意味、楽器プレイヤー向きだと思いますピアニストさんとか。

が・・・香りがときめかない・・・。
宮本笑里もよく考えてみたらそんなに好きなわけでもない。(嫌いでもないが。)
完全に、売り場のBGMとバイオリンのパネルにやられた。

ええと・・・柚子の香りと、他にローズとピーチと無香料がありました。
皆様もぜひ、御試しあれ!!(この流れでそれを言うか・・・)


・・・ちなみに、夜にこれで手をゴシゴシやって、ハンドクリーム塗って寝ると、翌日、もう自分の手はマリーアントワネットじゃないかしら?ってくらいサラサラツルツルになるよ。
これはホントに、おためしあれ。