さてはて。
つながった、気がするとはいったものの・・・果たして何が、どうとは言えない現状。
しかも、何をやったらいいやらいまいちわからん。
わからん、で弾くと、余計にわからんくなる。
の、悪循環なので、楽譜をしっかり見てみた。
暗譜したら出すのが面倒になっちゃうのよね。ぼくの悪いク・セ♪(そもそもそこか・・・)
そうそう。
なんか、音大生の演奏で思ったことがあってさ。
音大生の人が自分で演奏する曲の解説を書いてたのね。プログラムに。
で、それ読みながら聴くとすっごい情景浮かぶとゆーか、楽しく聞けるのよ。
プロの演奏(CDの演奏)は面白くなかったのに。
生演奏、ってこともあるかもしんないけど、それ以上に「どう弾きたいか」がわかったからかな?と思う。
紙があったら「どう弾きたいか」を伝えられる。
なら自分なら、その紙にどう解説するのか?
それが明確じゃなかったら、紙もないのに聞いてくれる人になにかを伝えるなんてとうてい無理でしょ?
ほら、和食懐石でもお品書きで「氷見の寒ブリと加賀野菜源助大根の炊き合わせ」って聞いて食べるのと「なんか魚と大根のたいたやつ」じゃ、食べるときの印象も違うしさ。
どっちが悪い訳じゃないけど(魚と大根のたいたんを食べてすごく美味しいときのサプライズ感とかもあるとは思う。)
クラシックの曲を相手になにかを伝える演奏をする、とゆーのは、懐石料理に近いのかなと思った。
キーワードは、ていねい。
そこに「冬の日本海で限られた時期にしか水揚げされない油の乗り切った最高級の氷見の寒ブリと、柔らかく味染みもよい加賀の伝統野菜である源助大根を料亭自慢の白だしで上品に仕上げました。あしらいには旅館の庭で女将が栽培した山椒の葉を散らしております」
とかって解説があったら、同じものを食べても印象は違うと思う。
お品書きがなくても、こだわって作ったものは違う。と思う。そこを確実にわからせるのは、圧倒的な技術だったりするのかなー、とか。
まあ、なんも考えないで作った料理だと、ファミレス並の感想しか浮かばないよね。オムライス!とか。ハンバーグ!とか。
(美味しいけど!ハンバーグ好きだけど!!)
長くなったな。うん。
まあとにかく、ファーストフード脱却を目指してお品書き作り、がんばるよ。
つまりは、まずはあんなふうに「こういう曲でここがこういう聞き所ですよ」という解説文を細かく作ることにしてみる。
せっかくなので、師匠が招待客、という設定で。
さらにせっかくだからぼくは一番弟子で、見込みのある、もしかしたらニチコン優勝を目指せるかもしれない薄幸の美少年!!
音楽の神様に愛されているものの、不幸な運命から家は貧乏に。
樫の木を削り出した自作バイオリンで必殺、旗包み超絶技巧を使い、コンクールを荒らしまくる!!
そう。
わいは猿や。
プロヴァイオリニスト、猿や!!
・・・なんか途中からイメージ変わってきたけど・・・
まあ、「ていねい」がんばってみるよ。