弦楽修行#16 | 「魔法使い」の弟子

「魔法使い」の弟子

シロートの、シロートによる、
シロートの為のオンガク日記

ええっと・・・いつの記録じゃったっけ・・・

ああそうそう。


2月の1回目のレッスン記録。


この日は久々に、師匠が「もーど・すぱるたα」でした。

なぜαかというと・・・


ふーたの前のおねーさんのレッスンは、すんげぇ和やかに笑ってたんだよっ!!


たいてい、すぱるたモードの師匠の時は・・・

前のレッスンのヒトも、お話してなかったり、笑いが少なかったりするんだけどさ・・・


なんか、和やかだったのに・・・なのに・・・


油断して調弦を済ませ、ごあいさつして、レッスンに入ります。


ま、いろいろ言われ、いろいろ教わりましたが・・・

結論は・・・


「音程も合わせられんで、何がクラシックだ!!」


です。

なーんか・・・今までどれくらい適当に・・・弾いてたんだろうなって、思う。

ふーたはオンガクやるうえで、そんなに耳の精度はよろしくない。

音感は最大のコンプレックスのひとつ。

師匠以外の音感の鋭いヒトの前で、できれば音階とか弾きたくない。

調弦だって・・・ちゃんとやってるけど、まったく自信がない。


知ってた?

音程をぴったり合わせると・・・

1ポジ3指以外でも、いろんなとこで楽器が共鳴するんだ。

楽器が全身で響いてるっていうか・・・


これが、一発で出せるようにしなきゃいけない。

できれば、ポジションが上がった時も。


ふーたは、体がけっこう柔らかくて、指先もそこそこ器用なんだ。

だから・・・独特の方法で、肘をひねって指先の感覚で一ポジの音程をとって・・・

それでも、けっこうな確率で音を合わせていた。(と思う。)


手の形は、変わらない。

肘の位置を変えて、音程をとろう。


・・・これ・・・はじめて数カ月のヒトが教わることだよね・・・

こんなんもできてないのに、なにがポジションだろう。何がビブラートなんだろう。


ふーたの現段階での弱点は・・・


左手:安定しない音程。

右手:表現力不足。特に音の減衰。


だそうです。

つまり・・・ぜんぶだね・・・(凹)


あんまし、ネガティブ入っても、また師匠に怒られるだけなんだけど・・・

でも、やっぱそろそろ・・・自覚したから、イチからでいい。

キラキラ星から今度は、クラシックの弾き方を、すぱるたで、叩っこんでほしい。


・・・ま、一曲を半年も一年もやって、じっくり成長を待つという、

今の練習曲パターンに飽きてるってのもあるけど・・・


やっぱさ・・・練習曲は簡単めのもので、

自力で譜読みと表現までつけられて・・・

そこから、技術修正してもらって・・・

仕上げまで、1カ月くらい。


ってのが、理想だよね。

曲を持っていって、一発合格!なんてコトは・・・全然期待してないからさ。


やっぱり・・・いいよって言ってほしいんだよね。子供みたいだけど。

月に一度でいいから、「よく弾けました」って、マルしてもらいたいんだよね。



とりあえずは、いまは・・・肘の位置の安定のためのメニューをずっとやってます。

なかなか安定しません。

曲は・・・気付くと弾く時間もないのだけど・・・

ただ・・・これさえクリアしたら、音がよくなるはずなので・・・

ずっとずっと、修行のように、1指と4指の音を探っています。


がんばれ!負けるな!ぢぶん!!


ザイツの協奏曲の壁を越えて・・・絶対、新しい教本の3巻に進むんだ!

あと三年かかっても、五年かかっても・・・

ちゃんと、なぁなぁじゃなくて、師匠のハードルを越えたザイツのコンチェルトを弾いて、

スッキリとマルもらうんだっ!!




・・・・・・ふぅ。

自分を奮い立たせるのも・・・ちょっと疲れます(笑)