10月9日の日経ヴェリタスに「ウェルビーイング経営のランキング」が出ていました。
ウェルビーイングとは、心身の健康、幸福の向上です。
日本は、先進国の中でダントツのビリ54位です。
高度成長時代の私たち世代は、36協定もなく、土曜日も日曜日も、夜中も働き、滅私奉公は当たり前でした。
しかし、今は、週休2日で、福利厚生制度も、介護休暇など
の政策も格段に向上してきています。
それでもビリ。
1位フィンランド、2位デンマーク、3位アイスランド、5位オランダと並ぶと、そうだろうなとうなづきますが、
次第に、日本はどうしたんじゃろう!と心配になってきます。
14位ドイツ、15位カナダ、16位アメリカ、17位イギリスと比べても、トホホです。
イリノイ大学のディーナー教授は、
「幸福感の高い社員は、創造性は3倍、生産性は31%アップ」になる。
心理学者のセリグマンは、幸福感を持つと、
①ポジティブな感情、
②熱中・没頭、
③良好な人間関係、
④人生の意味、
⑤達成感
に好影響をもたらすんだそうです。
コロナ後の新しい生活様式は、仕事の仕方にも変化を与えています。
Yahooでは、
「どこでもオフィス」という制度を利用し、100名以上の社員が、沖縄や北海道、実家で両親と同居などの働き方を選択しています。
子育て、介護休暇、週休3日生の選択も可能です。
副業も制限なし。
制度改善の担当者は、ウェルビーイングが高まれば、パフォーマンスを大きくできる。と積極的です。
三井・住友トラストHDでは、
ウェルビーイングを、会社の存在意義に共感し、自分の価値観や強みを活かして働く幸せを実感し、追求し続ける状態と定義し、
「就業から翌日の始業までの時間を11時間空けること。」(これまでは、9時間)
「株式報酬制度の導入」により、賞与とは別に自社株を付与するようなったそうです。
帰属や住所・働く場所の固定を必然とせず、
個人の都合、価値観で働く場所を選び、働き方を選ぶ。
それによって、地域で専門性を活かす副業やボランティアができたり、
介護・子育てにあたることができる
という働き方、自己実現の仕方ができる時代が来そうです。
もちろん、
仕事によっては、場所を選ぶことはできない場合もありますが、
その他、いろいろな方法で、
①仕事の納得感、
②他者との関わり、
③経済的満足、
④心身の健康、
⑤地域社会とのつながり
を高めていくことが望まれるようですよ。