事業承継について書くことが多かったが、
4月10日の日経MJで、
「年齢ではなくステージで考える」という記事を見た。
スーザン・ウィルナー・ゴールゲン著「stage」という書物の紹介だ。
わかりやすくいうと、
例えば、50歳で病に苦しんでいる人と、
70歳で毎日運動している人を比べてみると、
明らかに70代の人の方が若い。
日本の経営者の平均年齢は、63歳。
年齢や諸外国と比べると高齢化との意見が出るのもうなづけるが、
新聞では、「ルネサンス期」(再誕期)と位置付けている。
三島市にある南富士という会社の会長杉山定久氏は、
60歳代から始めた事業を施工規模日本一の会社にまで育て上げた。
その事業は、屋根工事。
高所作業で高齢者向きではない事業だが、
理念実現のための手段が屋根工事だったというだけ。
理念とは、
「社会課題」となっているニート・引きこもりの社会参加だ。
ニートを屋根職人にするために60日間の無料研修「ニート引きこもり仕事チャレンジ事業」を始めた。
「人づくり」を理念に掲げ、人を育て成長させ、その人が活躍することで会社が発展し、日本一にまでなった。
人づくりは、社員だけではなく、学生や、社会人、他社の人材など様々。
「社会課題」を
「経営課題」である人手不足解消に向けた。
資本獲得のため=儲け、家族を養うための「仕事」・「労働」ではなく、
社会課題解決のための「働き」は、
60代が適齢期かもしれない。
子育ても一段落した60代も
まだ平均余命はたっぷり一世代分ある。
人脈もある。
経験もある。
ベーシックインカム(年金)もある。
「知識や人脈の新結合」で「心のイノベーション」を分かち合いたいね。