ハピネスプラネットの矢野和男さんの講演を聞いた。

共感して、著書も購入した。

「予測不能の時代」という本だ。

 

講演の導入は、P .F.Druckerの言葉の引用だ。

 

我々は、未来について二つのことしか知らない。

一つは、未来は知り得ない。

もう一つは、未来は今日存在するものとも、今日予測するものとも違う。

 

ということ。

 

それなのに、

・ 計画に従ってPDCAを回す。

・ 仕事は標準化し、横展開する。そして、大規模化、大量化しようとする。

・ 人の誤った判断を内部統制で防止する。

・ 従順な人づくりや設備に投資する。

という経済社会を続けてきた。

そして、成長力が停滞してきた。

 

これまで、「働く」→「経済価値」をあげる。その結果「幸せ」を得る。

そしてまた「働く」という循環を描いてきた。

そこでの「幸せ」は、物質的な豊かさだった。

 

しかし、

今後は、「働く」のは、「幸せ」のため。

その結果「経済価値」を産む。という循環にならないと

従来の大量生産、大量消費、同質化のモデルでは価値は生み出せない。

ここでの「幸せ」は、前向きな気持ちや人との繋がり、自己の成長、社会への貢献など精神的な豊かさだ。

 

「風の時代」「高原社会」「応援経済」などのコラムで書いたのと同じ視点だと感じ、共感したのだ。

 

矢野さんは、

「幸せ」を追求した。

「幸せ」がなければ、「経済価値」も循環して、明日も「働く」というモチベーションが起こらないからだ。

 

すぐには変えられない個性や性格を悔やんだり変えようとするのではなく、

前向きさを高めてみませんか。

 

前向きさを(こころの資本)として、4つの力を挙げている。

道は見つかると信じる力

ー 進みながら道を作っていく

ー 資源は自ら獲得していく

現実を受け止めて踏み出す力

ー すでに持っているもので始める

ー 慣れない人や場に臆せず

立ち向かう力

ー 損失の覚悟を決める

ー 困難を学びの機会にする

楽しむ力

ー 偶然の機会や出会いを活かす

ー 変化の中にチャンスを見出す

 

すぐには変えられない「外交性」や「協調性」を悔やむより、

自己の性格に合わせた前向きな力で、

学びの機会だと思って一歩ずつ、進みながら道を作っていく。

少しの変化をチャンスに感じ、喜びとする。

 

同じ仕事でも学びの機会を与えられたと思えば少し前向きになれるね。

 

自らの気持ちの持ち方もそうですが、

組織としても同質化した指示・命令では生産性は上がらない。

 

パンデミック後、人との関わりが少なくなり、

湯沸室での情報交換、帰りの寄り道は少なくなったね。

 

タテの繋がりだけではなく、

ヨコの繋がり、3角形の繋がりが必要だと説いている。

 

スポーツでは、応援が力になると。

 

私たちも応援しあってできる繋がりを作ると、

前向きになる力も湧いてくるというものだ。