私の街の空き地と高齢化を考える中で、

「地方を支える女性たち」日経BPフェロー 麓幸子さんの本にも共感する事例があった。

 

「支援が必要な人も、支援されるだけの人ではなく、支援する側にもなれる。」と、

 

社会福祉法人藤里町社会福祉協議会 菊池真由美会長は、

 

「上から目線で福祉を考えてはいけない。

全てに劣る人はいない。

365日支援が必要なわけではない」と、

 

その人が持っている強さや力を引き出し活用していくケースマネジメントを実践している。

 

社会福祉協議会は、

地域のために頑張っている人を応援することを第一義に考えるべき。

 

引きこもりの人たちは、能力があっても居場所がないだけ。

受け入れる人が理解した上で、

彼らの力を活かせる場を見つけてあげる「こみっと」を設立した。

 

デーサービスでお年寄りとの交流会を手伝い、

食事どころで、皿洗いや食材の下処理をし、

地域依頼の仕事を請け負う。

2010年度は、藤里町には113人の引きこもりがいたが、14年には25人に減った。

みんな自立して巣立っていったのだ。

 

高齢者も「生涯現役を目指せるシステムづくり」をしている。

 

「プラチナバンク」を設け、

収入、就業時間、やる気、経験など各5段階で自己申告して登録してもらう。

 

農村環境改善センターで農産物の特産化やワラビ栽培を行うなどの仕事づくり、

理容師や居酒屋のご主人、表具屋、植木職人、自動車整備士など

地域の商店主が若者支援の講師役になる。

 

「ゆいまーる那須」というサービス付き高齢者住宅では、

高齢者自身も働き、社会活動をしている。

 

施設内の食堂の調理、蕎麦打ち

送迎車の運転

庭の手入れ、

食事の片付けなど

ハウス内通貨「まーる券」を受け取り、さらに励みになるという。

 

今、私は「ふれあいサービス」に登録していて、

介護保険未満のお年寄りの生活支援をしているが、

この輪を引きこもりの人や生涯現役でいたい高齢者、商店主にも広げて行けたらいいね。

 

サービス対象も高齢者相手だけではなく、

育児に行き詰まっているママたちも助けてあげたいね。

 

空き地があることは、地域の人々がイベントをしたり、自己表現をする中で、

交流を広げ、助け助けられるコミュニティを作る空きパズルを得たことになる。

そうしたい。