朝露に
紫染まる
山藤の
枝垂れに想う
万葉の夢
紫の
露にほどける
甘き味
君待つ宴に
月ものぼりて
〈周之介〉
…………………………
若葉の萌える 恵那の山々
山藤が所々紫に染めているのが望めます。
風に誘われ側に行くとジャスミンに少し青さを含んだ華やかで甘い香りがします。
この美しい春
物語のある料理「野の花料理・恵那の野山の 蕎麦懐石」は
今の季節に浸っていただきたいと
この枝垂れ藤の花々を手折って
一口のお楽しみをつくります。
何十も房になっている藤も花は1cm程
この小さな花のガクとおしべ めしべを全て取り去り花びらだけにします。これらは取らなくても食べられますが、
わざわざ遠方より来ていただくお客様に一番良いところを喜んでいただきたい ただこの一心で、一つづつ花びらだけにしていきます。
袋いっぱい採ってきたのに
ほんの僅かしか残りません。
料理も自然を素直に感じていただきたいから
余分なことはしません
恵那の藤の花には
同じ恵那の藤から集めた蜂蜜で
ほんの少し
甘みを戻してあげるだけ
ただこれだけ
同じ花の蜂蜜だからこそ
余分な味のない
ごく自然な甘みです
来られたお客様のお口に
ほんの一瞬
恵那の藤の春を感じていただけたら
それだけで何も申し上げる事はございません。
野の幸とともに
お料理の最後の甘味は
流れ藤
風に乗り谷川を流れる藤をあしらいました
…………………………
オーガニック
岐阜県恵那市の自然の「素」を楽しんでいただく遊び心の蕎麦懐石です。





