「ジビエと恵那の野山の幸の夕べ」
岐阜県恵那市郊外の長閑な農村の隠れ家的民家で、この道40年のベテラン猟師の中尾洋一さんが自ら獲り、熟成させた上質の猪や鹿などジビエ、と自家製野菜の郷土食を囲炉裏で焼きながらいただき、〆にそば栽培から行うこだわりの手打ち蕎麦を楽しみました。
今はガストロノミーの時代、岐阜県のミシュラン掲載店では「かたつむり」「柳家」「いろりの郷 奈かお」がジビエのビッグ3でどれも美味しいですが、特に奈かおさんはやさしいご夫婦二人の温かい心の料理を 1日1組(六人以下の)貸切で、囲炉裏を囲んでゆっくりと美味しくいただけます。
長年お邪魔していますが、小さいお店で誰にもあまり言わずにいたのですが、残念ながらミシュランに掲載されてしまい、今は半年以上は予約の取れない店となっていて、美食の会も久しぶりの開催です。
今回は名古屋と滋賀からの方も含めて美食の会6名でお邪魔しました。
恵那市郊外の畑と田んぼに囲まれた日本家屋。
立派な門をくぐり庭を巡り さらに門をくぐり 離れへ。
暖簾のかかる入り口から 囲炉裏の間へ。
大きないろりを囲んで皆で座り
さて開宴
まずビールを一杯いただき
次は地元の日本酒。
奈かおさんのご主人がそれぞれの料理を説明しながら進んでいき、
野菜などの手作り料理は奥様が説明されながら。
銘々盆に
蓮根餅 香茸 天魚のお造り
へぼ(地蜂の子)
恵那の郷土料理 スルメの麹漬け
むかごの入った卵焼き
どれも良い感じ おいしい。
次は、我々のために用意していただいたという今シーズン最後の付知川の天然鮎
いろりでじっくりと時間をかけて塩焼き
やはり地元付知川の鮎は美味い。
きれいな味 酒が合う。
各地で、猪、鹿、蝦夷鹿、ツキノワグマ、ヒグマ、アナグマ、サル、鴨、合鴨、キジ、山鳥、ツグミ、スズメ、カラス等さまざまなジビエを食べていますが、今回はじめてアライグマを食べました。
アライグマは特に珍しいのですが、我々のために用意していてくださいました。
今回出された奈かおさんが仕留められた冬の脂の乗ったジビエは、
猪、鹿、アライグマ、山鳥、鴨、猪のレバー等を順番に串に刺していろりで焼いて。
どの肉も処理も熟成も上手でどれも臭みもなく美味しい
アライグマは個体差と処理能力で随分と味が変わるといわれているが、今回の奈かおさんのアライグマは、牛や豚などを少し地鶏風にした感じで、特に臭みもなく、柔らかくて、良い感じの美味しさ。やはり処理能力が高いのだろう。
次はとても珍しいオオスズメバチの子
長さが3~5cmもある とても大きくて白い蜂の幼虫の串焼き。
微かに甘いさらっと優しいチーズのような味 これもお通な味 美味しい。
次は猪や鹿肉や野菜たちの奥様の手作り料理数々
揚げもの、ローストや天ぷら、
中には猪肉のミンチ入り肉まん
餡の作りが上手で、おいしい中国の包子(バオズ)のよう。 美味しい。
さて、メインディッシュ
牡丹鍋
囲炉裏に吊るされた大鍋に榎茸、占地、エリンギ、ネギ、春菊等を入れ
大きな牡丹の花が咲いたようなツキノワグマをいれ
出汁味が濃すぎずちょうど優しい塩加減でボタンは甘くきれいな味わいと野菜の旨みも十分感じられる美味しさ
美味い 美味しい
〆は 奈かおさんの自家栽培されたそばを使っての二八蕎麦
腰もあり良い味だ。
おいしい
デザート
手作りアイスクリーム 栗きんとん
これもまた食べやすい良いお味
コーヒー
いつ来ても感じるのだが、
ジビエのレベルの高さはもちろんだが、ご夫婦の素朴感というか人柄の良さ温かさが料理にも現れて、さらに美味しさ溢れた料理となっている
まさに「心の料理」をたべさせるお店です。
会場 いろりの郷 奈かお
住所:岐阜県恵那市三郷町野井1123
電話:090-8475-0495
会費 その時のジビエにより前後しますが今回は20000円(税抜)+飲み物代でした。
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奈かおさんの次回は春 野山が芽吹く頃 さまざまな山菜と共にジビエで、
秋の雑キノコが出揃う頃 様々な地元のきのこを味わいながら脂の乗ったジビエで、開催したいと思います。
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2025年10月末に出版された柏原光太郎さん著の『日本人の9割は知らない 世界の富裕層は日本で何か食べているのか?』はすごく人気で、もう三刷目が販売されていますが、P87「進化するジビエの世界」で奈かおさんも紹介して頂いています。
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(「美食の会」は、岐阜県 東美濃地方の美味しい料理、美味しいお店にこだわり、ただ食べるだけでなく、お店と共にこの地方の食文化向上も含めて食を楽む会で8年前に創設し、年に数回開催しています。
参加は美食の会メンバーとその紹介の方、FBのお友達の方でお願いいたしています





























