7つの美術展を観る京都の旅、
最終日の最後は悠久の燻銀のような展覧会です。
泉屋博古館せんおくはくこかん)2025/06/01
ここは住友財閥収集のすばらしい美術品のある美術館で、数年前から何度か来ようと思っていたのに休みだったりタイミングが合わず、更に昨年一年間の休館を挟んでオープンし、ようやく来ることができました。
今回は
「中国青銅器の時代展」 +リニューアル記念名品展Ⅰ「帰ってきた泉屋博古館 いにしえの至宝たち」の2つの展覧会でしたが
住友コレクションと言えば、何はともあれ、今から3000年以上前の殷時代の世界有数と名高い中国青銅器。そして、数々の国宝や重要文化財の書画などがありますが、まず、「中国青銅器の時代展」をメインに拝見しました。
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永観堂(禅林寺)で青もみじの繊細な美を堪能し、爽やかな気分のあと徒歩5分で到着。
そこは
ゆったりとした、とても素晴らしい美術館でした。
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説明より
いまから約3000年前、 日本ではちょうど縄文時代が終わりにさしかかるころ、中国大陸では殷や周といった古代王朝が栄え、高度に発達した鋳造技術によって、 複雑繊細な造形をもつ青銅器の数々が生み出されていました。
「国の大事は祀と戎にあり」 (『左伝』 成公十三年)といわれた中国古代では、 軍事活動とならんで、 祭祀儀礼が国家にとってきわめて大きな意味をもっていました。 なかでも祖先の神々をまつることが重要視されており、「宗廟」という場でその霊をむかえ、一族郎党や賓客を招いてまつりをおこなっていたとされます。
中国古代では、こうしたまつりのために当時の技術の粋を注ぎこみ、祭祀儀礼のための青銅器を生み出しました。 ここでは、住友コレクションのなかから、 特に造形のすぐれた名品を一堂に会し、 中国青銅器の時代へと旅立つうえでのイントロダクションとします。
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とても細かな手の込んだ柄やお茶目な柄など、如何にも殷時代を思わせる数々の青銅器。日本の縄文土器や埴輪の最高峰の品に匹敵するぐらい魅力ある繊細で複雑な造形の殷器が様々な顔貌で目の前で拝見出来、とても素晴らしいものが多くて、嬉しく楽しく何度も見返しながら拝見しました。
青銅器の形それぞれに用途が細かく決まっており名称がありました。
ここまで細かな用途別分類は現代にはありませんが、3000年も前にここまで細かく分けて使用していたとはとても驚きました。
8月17日迄のロングランで展示内容は前期と後期の2回に分けられるようで、今回は前期を拝見しましたが、とても素晴らしいものが多く、楽しめたので、後期も拝見したいと思います。
ただ、これからの京都は酷暑真っ只中 覚悟していかねばなりませんね。
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泉屋博古館 京都
京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24
TEL075-771-6411




















