バレンタイン2023 | foo-d 風土

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バレンタイン催事で売上高10年間連続日本一の百貨店は?

 

東京でも大阪でもなく、名古屋高島屋。

9日迄に50万人 28億円

 さすが冠婚葬祭日本一の名古屋ですね。

世界中から150ブランド、およそ2500種類のチョコレートが集まるチョコの祭典「アムール・デュ・ショコラ」ですが

9日時点で50万人来場で、28億円超え。過去最高を記録した2020年の32億円を抜いて34億円に達する見込みだということです

毎年注目される人気ランキングですが、これまでは売上のみで順位が付けられていましたが、2023年からは来場者の投票「推しブランド」も結果に反映されることになり、

 

第1位 いちごのスイーツが有名な「オードリー」。

今年は2度様子を見ましたが、オードリーは連日別のフロアまでの長蛇の列でした。

 

 (写真はオードリーの定番商品

オードリーは毎年新作を沢山出し、それ目当てに100人以上が並んだりして、買えない者も多いのですが、写真のものは4個で1102円とバレンタインとしてはとても安く、余分な味がなく結構美味しいです。)

 

2位 生トリュフが好評の鎌倉の「メゾンカカオ」

3位 ショコラバームが人気の「クラブハリエ」

 昨年と同じ順位でした。

 

 長年レディスファッションの仕事に就ていましたが、デパートのバレンタイン催事は毎年必ずチェックしていました。

(僕は仕事がら、女性だけのブティックでも一人平気で入っていましたから)女性がこんなに沢山、一同に集まる機会はデパートのバレンタインコーナーくらいでファッションチェックに最適な場所。デパートはカジュアルすぎる場所でもなく、それ以上でもない場所ですから、客がどんなウエアを着てくるかなどチェックにには貴重な場所でした。

 また美味しいものなんでも大好きなので、普段日本では手に入らないものや、地方の店のチョコレートが一堂に会し、試食したりして美味しそうなチョコを探せます。ちょっと高いチョコだとケーキと同じくらいの値段がして、6個入りで3000〜5000円位しますが、翌月のホワイトデーでお返しをする時の為にも多少は知識を持っておかねばなりません。

どんなチョコが来るのか、期待と不安。また嬉しい楽しみです。

 

 40年程前のバレンタイン催事場には女性が数百人に対し男性客は私と後2名位、1%もいなくて、男性は少し恥ずかしそうな感じでした。 試食は多くの所ができ、様々な説明を聞きながらいただき、お腹いっぱいになるくらいでした。

それが30年ほど前には男性は10名程目につくようになり、1%ほどになってきました。 このころも試食はまだ多くの所ができました。

10年前くらいには男性は3、4%位に増えて、一部家族連れの客も見受けられる様になり、

試食は三分の一位で無くなっています。 

パティシェも週末は宣伝でくるようになっています。売り上げランク付けされるので、各メーカー大変です。

 つまらないのは、コロナのせいも多少ありますが、試食してみないと美味しいかどうかわからないのに試食できないところが多くなっている事です。

 子供の頃から、味のわからない物を人様に上げるのは失礼。プレゼントする場合は必ず自分で食べて納得できるものにしなさいと教え込まれているので、試食もバラ売りも出来ないものは手が出せません。

(こういう所で販売されているものは、味も大きくは外れないでしょうが、それでもずいぶん違います)

何よりも、自分で食べたこともないものを人様に上げるのは平気なんでしょうか?

 

 バレンタイン=愛の告白”という考えも、今は昔。

日本独自の文化として定着した「義理チョコ」を贈る人も年々減り、女性の友人同士でチョコレートを贈り合う「友チョコ」に続き、この数年は、他の誰でもない自分のためにチョコレートを買う「自分チョコ」など新たな楽しみ方が定着し、明らかに女性をターゲットにしたと思われる商品が勢いを増しています。宝石のようなチョコレート、花や動物をモチーフにしたチョコレート、ファンシーカラーのパッケージ等が増えて、いますし、男性も自分のためにチョコレートを買うようになってきています。また、男性から女性にチョコレートを贈る「逆チョコ」やジェンダー平等を意識したブランドを取りそろえる動きも見られます。

 

 名古屋タカシマヤが、約2500人から回答を得たアンケート結果によると、バレンタインチョコの贈り先は「自分」(36%)、「家族」(27%)が上位に並び、以下「お世話になった人」(15%)、「友達」(12%)と続き、「義理チョコ」に至っては3%と、統計を開始した2017年(当時は73%)以来、過去最低を更新したそうです。

 この調査では、「友達」よりも「お世話になった人」に贈る「世話チョコ」の割合が高いという新たな傾向も見られます。

その他、「逆チョコ」いった男性から女性にチョコレートを贈る言葉も生まれています。

義理チョコなど死語になりつつあり自分用のウエートが36%もあるのなら、もっとシンプルで上品なものが増えても良さそうなのですが、まだまだ見た目重視で(これも名古屋の特徴ですが)シンプルで最高級の美味しそうなチョコレートが少ないようです。

 (ファッションウエアの同じブランドでも東京・大阪・名古屋では品揃えが微妙に違い、名古屋の方がコンサバ系が多いです)

 

 今年の名古屋タカシマヤの「アムール・デュ・ショコラ」会場は、両親と子供達という家族、老夫婦などもちらほら見かける様になり、、男性客はずいぶん増えて、 8%位に増えていました。 驚きは彼女とのペアではなく、男性同士のペアが二人で仲良くチョコを選んでいる所も3組程見つけたこと。 コンサバな名古屋で男性が8%位いるということは、東京や大阪のデパートでは男性比率は10%を超えていることでしょうね。

 ゆっくりですが、ようやくここまで来たね!

スイーツ男子がんばれ!

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 最後にこの40年で1番の変化は日本のチョコレートのレベルですね。昔は輸入物と和物では明らかに大きな差がありました。

当時私が最高に美味しいと思ったリヨンのリシャール。 (今流行の宝石箱のようなアート的なチョコレートを最初に造ったお店で2003年の六本木ヒルズのオープンに合わせて日本初のショップもオープンしました)ここは今でも特別美味しいですが、こういう物を食べると日本のチョコレートは全くダメでした。ところが現代は却って日本の方が美味しい店も増えています。

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次回は義理チョコ全盛の頃の話をしますね。