黒シリーズ何年かに一度 黒い器を造っていますが、物語のある料理・恵那の野山の蕎麦懐石... この投稿をInstagramで見る 黒シリーズ 何年かに一度 黒い器を造っていますが、 物語のある料理・恵那の野山の蕎麦懐石用に 昨年 天目釉を使って造った黒シリーズです。 掻き落とし蕎麦猪口 手掻き落としまな板長皿 抹茶椀 皆、普通の天目釉を掛けましたが、 右側の抹茶椀だけは柚子天目(ゆずてんもく)にしました。 柚子天目は柚子肌のような質感を持つ釉薬です。 昨年から使用していますが、まとめて撮った写真が出てきたので載せます。 ………………………………………… 天目 中国の浙江省にある天目山の寺院に於いて用いられた天目山の茶道具で、天目形で天目釉と呼ばれる鉄釉をかけて焼かれた陶器製の茶碗のこと。 鎌倉時代に禅院に学んだ僧侶たちが帰国にあたって持ち帰った黒釉のかかった喫茶用の碗を天目と呼んだのに始まるという。 天目は形でいわれるときと釉薬でいわれるときがあります。 ●色の天目 (天目釉) この天目茶碗の黒釉のかかったものを器形に関係なく天目,黒釉を天目釉などと呼んでいる。 天目釉は、他の黒釉薬と違い釉の薄い部分、例えば器の縁などが柿または飴色になることです。 ………………………… 天目釉の変化 天目茶碗の陶土は、鉄分を多く含み、高台を除く全面に艶のある黒釉が厚く掛かっており、この釉面の変化によって釉面に大小の結晶が浮かびその回りに虹彩を持つ「曜変(ようへん)天目」、釉面に散る斑文群が水に油の滴が浮いているように見える「油滴(ゆてき)天目」、糸のように細い縦縞の線が(稲穂のように)浮き出た「禾目(のぎめ)天目」などの名がつけられています。 ●形の天目 (天目形) 後世この 碗形のものを釉調にかかわりなく天目茶碗,天目形と呼び, 盞形(さんなり)あるいは天目形と呼ばれる形にあります。口が開き、底が締まったすり鉢型で、口縁で碗側が一度内に絞ってあり、スッポンの頭のような形をしているので鼈口(すっぽんくち)といわれます。高台が低く小さく、逆円錐状をしているため、天目台あるいは貴人台と呼ばれる専用の台に載せて使われます。 周之介(@shunosuke_yoshida)がシェアした投稿 - 2020年Jun月1日pm7時27分PDT